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NHK 冬富士 TBS 世界遺産 サハラ砂漠の岩絵 絵画療法

冬富士をハイビジョン画質で見る
すばらしい

わたしのように何事も億劫で体を動かしたくない体質の人間には
本当にありがたい

でもNHKの受信料の使い方として冬富士撮影にどれだけ使っていいかは
多分に問題がある

世界遺産の映像も素晴らしい
今日はウルル
世界の中心で愛を叫ぶ機会はまだない

*****
サハラ砂漠の岩絵が紹介されていた
キリンが描かれているというので以前から不思議だと思っていた

ギルフ・キビールで岩絵が1万年くらい前に書かれた
当時はサバンナで水もありキリンなどの動物もいて牧畜のようなこともしていたかも知れない

6~7千年前から乾燥が始まる
5500年前には砂漠化
ナイル川のほとりに移り住むようになり5千年前にエジプト文明成立

サハラ砂漠は広さでいうとカナダや中国がすっぽり入るとのこと

岩絵は酸化鉄を含む顔料によって描かれている
様々な人間の動き

スイマーと呼ばれる謎の一群
頭のない、しっぽのある巨大な動物の近くでたくさんの人がスイマーの姿勢を取っているようだ

絵を見ると踊りもあったようで多分歌もあったのだろう

絵は文化の層としてはとても古い部分に属するのだろう
そして個人のレベルで見ると絵を描く能力は1万年前のギルフ・キビールの人々から進歩していない

進歩しているように思えるのは
個人の能力ではなくて文化の蓄積があるからだろう

その文化の蓄積の中でも絵はもっとも古い部分に入りそうだ

脳が原始的な部分から始まって順に上に積み重ねるように進化していったことを考えると
文化も古い層を基盤にして新しい層が付け加えられたものだろう

いま文明の中を生きている人間に
絵を描いてもらうだけで
脳の古い回路を活性化することができるかも知れないのである

その点で絵画療法に魅力を感じる

*****
ギルフ・キビールの岩絵は腰の描写がないようで
太もも部分が大変太く描かれている
スケート選手とか陸上の選手みたいだ

多産の象徴として
太い腰と乳房が強調されるという文化もあると思うが
男性アスリート的な文化なのだろう




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グレゴリオ聖歌とドレスデン爆撃

グレゴリオ聖歌を聞いていたら
ドレスデン爆撃という言葉が浮かんだ。

wikiから引用すると

アメリカの小説家カート・ヴォネガット・ジュニアは捕虜として連行されていたドレスデンでこの爆撃を経験。後に、代表作となる『スローターハウス5』において、SF的ガジェットを用いながらこの体験を描いた。

ドレスデン爆撃とは、第二次世界大戦末期の1945年2月13日から14日にかけてアメリカ軍とイギリス軍がドイツ東部の都市ドレスデンに対して実施した無差別爆撃を指す。

この爆撃はドレスデンの街の85%を破壊し、3万人とも15万人とも言われる一般市民が死亡した。第二次世界大戦中に行われた都市に対する空襲の中でも最大規模のものであった。

聖母教会やゼンパー・オーパーなど歴史的建造物の多くが瓦礫の山と化した。復興にあたつては空襲によって破壊された後に残った瓦礫を可能な限り使っており、新しい石材と黒く煤けた瓦礫との組み合わせによって建てられたこれらの建造物は、見る者に戦争の悲惨さを強く印象付けている。

「東からドイツに攻め寄せるソ連軍の進撃を空から手助けする」という一応の名目はあったが、実際は戦争の帰趨はほぼ決着しており戦略的に意味のない空襲であり、国際法にも違反している可能性をもった倫理上受け入れ難い攻撃であったことから、ナチスの空襲を受けていたイギリス国内でも批判の声が起こった。




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腐らないオレンジと腐る皮

冷蔵庫の上の方から
腐らないオレンジが発掘されて
気になっていたのだけれどそのままにしていたが
今日やっと食べた
なんともないようだ

バナナの皮も食べたあと皮だけになるとすぐ黒くなってしまうように
腐らないオレンジの皮も皮だけになると腐り始めて
うっかり置いたままにするとカビが生える

このあたりは不思議なところで
オレンジの内部の果実部分からカビに抵抗する物質が供給されているのかと思う

バナナもオレンジもよく分からないが
不思議な印象を受けている

*****
バナナについては
5本くらいの房で置いた方が保存がいいような気がして
昔、「バナナが一本だと傷みやすいように
人間も一人きりでいると認知症が進展する」
などと病院の内部文書に書いたことがあり
それに対して
それは違う、バナナは一本ずつにばらした方がいいのだという意見もあった

わたしの感じではやはり一本になったほうが
傷みやすい感じがする

房で買ってきて、何かの加減で一本だけちぎれてしまったりすると
その一本だけがまず傷むような気がする
だから房を通じて「元気維持物質」が全体に共有されているような気がした

あるいはひとり暮らしの場合
順番に食べていって時間が経って残り一本になるので
最後の一本くらいはすこし傷んでいる感じがする
だから孤独なバナナは弱いのかなという印象になったのかも知れない

*****
バナナは一本ずつばらしてラップにくるんで冷凍保存するとか聞いたことがある
やってみたことはない

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風邪をひいて喉が痛いなんていうときに
肉を食べるとかウナギを食べるとかで治ると思っている人もいると思う

スタミナがついて免疫力が向上して治るのかも知れない

そのようなものを食べようと思いつく頃にはもう回復過程にあるから食べたあとくらいに治るのかも知れない

鶏肉などには抗生物質の残留がどのくらいあるか
予想してみるのも怖いような所がある
それで治るのかも

ウナギはマラカイトグリーンとかで
これが喉の菌を殺してしまうのかも知れない

ウィルスには殺菌的に効くものは少ししかないから免疫系に頼るしかない

免疫が妥協してしまえば
ヘルペスウィルスみたいに「住み込み」になってしまう

住み込みのヘルペスウィルスが何かの要因で脳ヘルペスなどで暴れると困る


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忌野清志郎

RCサクセションで有名だった忌野清志郎が死んでしまったので
日曜の夜、NHKも追悼の特集番組。
いろいろな映像を流している。

坂本冬美と組んだバンドという時代もあり
坂本は冬のセーラー服で何か歌っていた。

*****
こういう人はこの社会の中でどういう役割だったのかと
考える。

政治体制で言えば
55年体制当時、社会党と共産党が自民党への批判を吸収して無化してしまう装置として
作用したように
現在で言えば公明党が、本質的な社会改革への意志を吸収して無化してしまっているように
ロックとか奇抜な衣装とか反権力的な歌詞とか
そのようなものも彼によってきちんと社会での位置を与えられ
ある意味で社会化されていたのではないか。

毒が無毒化されて営業になっていた面はあり
彼一人ではなく周囲のたくさんの人が
それによって生活を成り立たせていた。

それでもやはりほかにはないような毒ではあった。

*****
「トランジスタ・ラジオ」はやはり名曲。
1980年シングル発売となっている。

授業をサボって日の当たる場所に行くなんて
石川啄木を連想した。



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