久しぶりの牛乳
久しぶりに牛乳を飲んだ
本当をいうとおいしくなかった
おいしいときはもっとおいしいのになと思うが はずれだったのかもしれない
タンパク質とかカルシウムとか便秘の予防とか
いろいろな利点があるので牛乳はだいたいいつも切らさないでおいていたのだが
ここしばらくは買い物が面倒で
近所のスーパーの牛乳が200円を超えてしまっているので億劫で
口にしていなかった
しばらくぶりで口にしたらおいしくなかった
多分こんな風にして老人は栄養が偏っていくのだと思う
心臓を量る
エジプトの壁画で有名なものに
死者の心臓の重さを量って
天国か地獄かを決めている絵がある
なんて客観的な決め方だろう
日本みたいな検察・司法でもこれなら大丈夫だ
多分エジプトの司法も堕落していたのだろうと思う
そうでなければ
死んだときに天国か地獄か決められるはずだ
その権限をあの世の入り口にまで先送りしたということは
この世の裁判官がでたらめだとエジプト人も前提としていたらしい
未来の畑
これが未来の畑だという。
都市部につくれば野菜の輸送コストの節約になる。
高層ビルのさらに上に乗せてもいいわけだ。
それにしても、水をまくにはやはり水平のほうがいいと思うけれど、
水田耕作では見事に水平が実現されていて、あれは立派だといつも思う。
農家は土を水平になるまで気長にならしている。
心の貧しい人の語ること
心の貧しい人が語る言葉はだいたい決まっていて
人の悪口
人格批判
程度が低いとか
教養がないとか
あるいは逆に教養をひけらかしているとか
知識はあるけれど知恵がないとか
才はあるが徳がないとか
心の貧しい人は幸いである
天国はその人のものである
なんだか
褒め殺しみたいだな
ご立派だね
乙だよ
*****
謙虚さの欠如はだいたい共通していて
だからこそ
一種のカテゴリーとしてまとめられると思う
バカだ
心が貧しい
卑しい
小ずるい
はしたない
などと他人を批判し自分はそうではないと無邪気に信じている
そのような人は
天国に行けると思って安心していい
そしてさらに
自分は謙虚だと思っている人は
それも確実に天国に行ける
自分は正しいと思っている人も
天国行き
謙虚さに欠けていてはもちろんいけないし
謙虚だと信じて傲慢になってはいけない
正しくなくてはもちろんいけないし
正しいと信じて傲慢になってもいけない
そのような人たちは全部天国に行けるので
安心してください
つまりそんな程度ではまだまだ足りないのである
足りないのだから
全部まとめてイエスが面倒を見るといっている
イエスから見れば
謙虚も、そうでないのも、
正しいのも、そうでないのも、
同じ平面上の話なのである
イエスは垂直方向の運動を要求している
それは禅で求めているものだし
悪人正機ということでもある
へえ、悪人なのか、いいから、遊そぼ!
難治性うつ病
どうしてこの人の鬱が治らないのかなという場合
難治性うつ病と分類する前に
薬はきちんと飲んでいるか
生活は計画通りに暮らしているか
もう一度点検した方がいい
そのほかには
身体病がないか考える
甲状腺疾患とか脳器質性障害とか
また人格障害とか環境要因とか考え直してみる
難治性うつ病と分類する前に
薬はきちんと飲んでいるか
生活は計画通りに暮らしているか
もう一度点検した方がいい
そのほかには
身体病がないか考える
甲状腺疾患とか脳器質性障害とか
また人格障害とか環境要因とか考え直してみる
過去はもうない 未来はまだない
過去はもうない 未来はまだない
認知症患者さんや
猫はこのように生きている
それでそれなりに幸せそうである
いまの苦しみを
いま苦しむという態度は
正しいと思われる