ウイスキーのソムリエさん
ウイスキーのソムリエさんというような人がいて
ソムリエというのはワインの言葉なので
何というのと名詞を聞くと
ウイスキー評論家だという
香りとか味とか熟成の具合、混合の仕方とか
メーカー側がラベルは秘密にして
テストをして、きちんと区別できれば、賞がもらえる
サントリーが日本では古くて
そこの社員だった人がイギリスで学んで
もっとマニアックな道を追求したくて
ニッカを作った
竹鶴さん
現在もサントリーは商売上手
ニツカは職人芸
そんな違いがあるのだという
ブレンダーと出ています
鏡に向かっていて顎がないんです
顎が欠けていたんです
夏ばてのせいなんですかね
鏡に向かっていて顎がないんです
自分の顎がないんですよ
そのあとひどい頭痛
視野が欠けるタイプの偏頭痛
MRIは問題なく
左の下の視野がなくなるんです
図形とか、きらきらはない
そのあと、外を歩いていたら
まぶしくて、ちかちかして、ずきんずきんと頭痛
お薬は三回目でぴったり
こんなこと初めてなのでびっくり
ーー
そういえばそうだろうな
びっくりしますよね
幽霊の足がないのも視野の欠損症状かもしれない
幽霊の視野ではなくて見ている人の視野の問題
で、幻視として、その場合に、偏頭痛発作の前兆としての視野欠損は起こるんですかね
んーー、それはいい問題
幻視がどの辺で発生しているのか、どういう性質のものか、手がかりになりそう
私なんか6時間ランナー
私はマラソンに出るのが趣味なんです
アマチュアだし、ただ好きというだけなんですが
あるときはふと気がつくと
周りのランナーの服装が
チェラチャラしていないんですよ
かわいいウェアなんか一人もいなくて
私なんか6時間ランナーなのに5時間以内の人たちに混ざってしまった
そもそも違う大会だったんです
でも今さらやめられないし走ってみようと思って走り始めたら
みんなすごいスピードで
また更にしまったと思い
必死の思いで最後から6番目でゴールしました
これ以外でも
走ってる最中は後悔していることが多いですよ
あとになるといい思い出です
朝の夢
朝の夢
エレベーターに乗ろうとするとその人が降りてくる
目だけで会釈してすれ違う
その人の美しさが花びらのようにひらひらと舞い散る
その人の優雅さが残り香のように私を酔わせる
私の人生の瞬間でそんなすばらしいことはなかったのに
夢の中でだけ私は幸せだ
補助線
私は今では中学程度の数学しか理解出来ないが
その範囲で言うと
分かっていない人に
分かってもらうには
要するに補助線を引いてあげることなんだと思うのだ
補助線を一本引くと
もうすぐにでも分かる簡単な問題になる
ーー
あなたには分からないと嘆く前に
あなたでも分かる補助線を引いてあげる
それが親切というものだ
ーー
おもいっきり眠い時とか
数学の問題自体が英語で書かれているとかそのように
CPUの働きが阻害される事態を想定してみて欲しい
そのときでもなおはっきり分かるような説明を考えること
これが分かっている人の親切だ
ーー
自分でもよくわかっていないのに
偉そうなふりをするのは人間の社会というものだ
ーー
つい先日まで愚鈍で
そのことを自覚していた人が
突然偉そうにしている場合
愚鈍であることの自覚さえできなくなったということだ
病気は深くなったのだ
ーー
なんとか分かりやすい補助線を引きたいものだと思う
それが理性のパワーアップである
それが出来れば空威張りもなくなるし
極度の愚鈍ゆえの無自覚の断定もなくなるだろうと思う
年をとると仕方がないけれど
ひとりよがり
独りよがりという言葉は
普通に言われるが
よがりという言葉はコイタスの際のアクメのときの様子なので
一般に口にしてはいけないと思う
ーー
それにしても
ひとりでよがるとは
なんという悲しい人なのか
社長と起業
大会社の社長はなかなかなれないが、誰かがなるには決まっている
新しい事業は、自分がはじめなければ存在しない
誰かがやるだろうとか
誰かにできるだろうことを
わざわざやって面白いだろうか
と、いじけて思う
科学の世界では突然の進歩はないわけで
一歩一歩だ
だから次は頭のいい人がこんなことをするだろうなという
想像はできるわけだ
賢い人や徳のある人は
突発的なことはしないものだと思う
しかしそれは誰かがやるだろうようなことだ
ご苦労なことだが
それだけのことだ
突然の事態は躁うつ病とかが関係していることが結構ある
常識の範囲内と範囲外
既存の組織では上に行くほど常識内で想定内
それがいいところでもある
ーー
たとえばヒトでの体外受精の件は技術としてはおおよそあったわけで
宗教とか倫理とかそのあたりを考慮している常識内の人と
ストッパーが外れた常識外の人との差だろう
ストッパーが外れた人のどこが偉いのかよく知りたいものだ
ゲーテは半分だけ偉いと思う
ーー
敬虔に祈る愚か者のイメージは好きだ
そこで連帯したいのだ