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基軸通貨問題 MS的支配

簡単に言うと、
国際決済に使えお金をどうしているかということで、
昔は、本当の、金、
次にドル。
なんとなく次はユーロじゃないかといわれている。
中国が変動相場制に移行すれば、
元も20年後には可能性がある。
円は、やはりローカル。

産油国が、油で儲けたとして、そのお金をどのように運用するかといえば、
やはり一定程度ドルを保有するしかないのではないかといわれる。
政府系ファンドというものがどう動くか考えれば、
やはり、ドルが中心に存在しているだろうという。

アメリカには技術力もあり、軍事力もあり、結局のところ、まだまだしばらくは、
基軸通貨だろう。
しかしだんだん金利が低下してくるし、
持っていて楽しい通貨ではなくなってくる。
アメリカ国債の人気も落ちてくる。

CO2が基軸通貨になりうるという、
おもしろい議論がある。最初に「金」が基軸通貨であったように、
「CO2」排出量枠を売買するのだから、基軸通貨としてどうかという話で、
なかりおもしろい。

経済活動をさかんにすればそれだけ
CO2排出枠を買わなければならないわけで、
過度の成長に抑制がかかる。

経済が停滞すれば、
CO2枠があまり、それを売って、資本金にできる。

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そもそも基軸通貨とくう考え方が、
一国のヘゲモニー、パックス・アメリカーナの感覚から出てきているのであって、
ネットワーク時代というものは、
覇者がいない、
管理者もいない、
平等で自由なプレイヤーの交流する場所なのだと考えれば、
機軸通貨という考え方そのものが、なんとなく、
マイクロソフト的で、グーグル的なのである。

非グーグル的ネットワーク検索

時々批判されることだが、
グーグルも実は、まったく、ネットワーク的ではない。
検索語彙に関して、まったく、非民主的に、独裁的に、順位が決定され、
上から順に表示される。
順位を上にすることを商売にする業者まである。
徹底的に金もうけにするのだから、本当にあきれる。
*****
とまあ、こんなことを書いた人がいるのだが、
自分で実証できる範囲では、たとえば、
「新橋」+「心療内科」をグーグルかヤフーで検索してみる。
そこになにがどういう順番で表れるか、見る。

わたしは担当者として、Smapgの各人の書き込みの頻度や閲覧の実際を把握しているので、
検索特有の「歪み」を知ることができる。

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どの人がどれだけ広告にお金をかけているか、
だいたいの推定もできる。

やっぱり言えることは、
グーグルもヤフーも、かなり拝金主義的な広告媒体であるということだ。

内容がいいものでも、更新回数の多いものでも、ない。
 
医院の広告は結局、国民の支払っているお金であるわけで、
どうかと思う。
 
お医者さんということで、あれこれ経費を上乗せして、
国民医療費に癒着している業者もいる。
 

電柱や駅看板に医院の広告は少なくない。
地方・過疎地に行けば行くほど、多いと思う。
それもこれも、結局は、医療費の一部である。

 
*****
大病院の事務部門の能率を問題にするなら、
やはり問題がある。
サボっているというのではない。
ぎりぎりまで働いているのは知っている。
ただ、あまり効率的ではない。
 
しかし、非常に効率的な事務能力のある人は、
やはり別の企業で働くべきで、
医療部門は、事務能力はほどほどでも、
感情能力の高い人が働くべき場所である。
 
*****
何かを調べたいとき、
資本主義的検索しかできないのは、

非常に資本主義的事態である。

グーグルとアマゾンとマイクロソフトの提示する資本主義。

 
検索できないことはないが、
その前に目障りなノイズをたくさん見せられることになる。
 
中国が非常に中国的ネット規制をしているのと、
ほとんど違いはない。
 
ネットワークの特性をグーグルと別の方向で生かして、
意外なもの同士を関係付けたり、
異質な物事の内的な構造の同質性を発見したり、
あるいは逆に、表面的には似ていて、内的特質のまったく違うものを発見したり、
そのようなことができればいいのだが。
 
今のままでは、検索をして一覧表が現れても、
テレビをボーっと見ていて、
コマーシャルを順番に見ている人と、
あまり変わりはないようだ。

八丈島のフリージア

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はてな→京都→同志社→京都の文化

http://shi3z.blog.so-net.ne.jp/2008-02-14-1
これははてなが京都に本社を移転した件に関しての記事。
 
同志社の卒業生と話になって、
同志社女子大の人としりあいでしてと言うと、
一挙に距離は縮まり、
同女か!あの山か!シンデレラ坂か!といろいろ言っていた。
 
京都とは言っても、奈良県との境界に近いくらいの山の上なのだとのこと。 
 
車で関西をあちこち歩くとそれなりに楽しいらしい。
 
平安貴族の見た花、風、月、雪、川と山、女は入れ替わっているとしても、
それ以外は、やはり京都と奈良のもので、
寂光院も東大寺も。
和歌に詠まれた月と雨があるのは、ここなのだ。
千年の間に変わったものもあるだろうが、それでも、
その変化のもとになったものは、京都なのである。

入社試験は何のために実施するのか

たとえば、この人のブログ
http://shi3z.blog.so-net.ne.jp/
 
入社試験は何のために実施するのか
というタイトルで、なかなかおもしろい。http://shi3z.blog.so-net.ne.jp/2008-02-28

 僕が思っている以上に、社員にとって入社試験の記憶は強烈に残っていて、「あんな難しい試験をくぐり抜けるのだったら、その相手は認めても良い」と思わせるだけの存在になっていたのです。

そういう細かいこと、ひとつひとつが、もしかすると社員の誇りを醸成し、品質意識や技術意識を高めることに一役買っているのかも知れません。

そんなことが書いてあり、そうかと思う。
組織は「社員の誇りを醸成」する必要があるのだ。
 
http://shi3z.blog.so-net.ne.jp/2008-02-29

これは雑誌媒体とケータイ媒体の比較。

こうだから雑誌世界は腐るともいえるし、
ケータイは腐るともいえるし、
それぞれ逆も言える。

 
業界の人によれば、
雑誌というものは、うまく作れば、広告料だけで、元が取れてしまう。
売れ行きは関係ない。
返品されても、処分すればいいだけ。
 
また季節が来れば、広告枠を買いたいという人たちがわんさかいるので、
なにも心配はない。
 
しかしそんなビジネスモデルを実践している自分がいやになって、
転職したというのである。

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