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田中秀征・財務省が負けて国際信用高まった・財政と金融の分離が明確化

田中 秀征氏の論評。

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政府・与党は、「野党の人事不同意によって、総裁不在の空白を招けば、その責任は反対した野党側にある」という。この理屈は通らない。なぜなら、それでは“同意人事”そのものが無意味になるからだ。政府案に同調しなければ無責任だというのなら、そもそも国会の同意を求める必要がなくなる。

財務省にとって、日銀総裁のポスト獲得は死活的に重要である。省の存在意義をかけていると言っても過言ではない。

さて、国会が財務省の次官経験者を拒否したことは、日本経済に対する内外の見方を大きく変えていくに違いない。財務省が主導する経済政策から脱皮するメッセージと受け取られるからである。

9日の毎日新聞は、自民党の幹事長経験者の発言として、「財務省の組織を挙げた武藤氏を推す動きはすさまじかった」と報じている。おそらく、OBまで総上げで与野党の国会議員の各個撃破に奔走したのであろう。実は、そのような組織的動きにこそ、武藤氏が拒まれた理由があるのだ。

どのような結果になるにせよ、これで財務省OBの日銀総裁就任はなくなった。

われわれは2つの大きな成果を得た。

一つは、「財政と金融の分離」が明確になり、日本の経済政策、とりわけ金融政策への信頼と期待を高めたこと。一体化した財政と金融は、1985年のプラザ合意以来、いくつもの政策的失敗をもたらした。「財政事情を過度に考慮した金融政策」が国民経済に悲惨な事態をもたらすことをわれわれは学んできた。

今後も“国債の利払い”や、“国債の日銀引き受け”を考えると、財政当局の低金利願望は続くだろう。そのような財務省の意見は、国民に分かるような形で日銀と調整すればよいのだ。

一つは、官僚の天下り問題。日銀総裁は財務省にとって、天下りというより「天上り」だと言ってよい。他の政府系金融機関の総裁とは異なる。日銀総裁のポストをローテーション化すると、財務省官僚の権威は飛躍的に高まる。そうでなくとも威信の低下がささやかれている近年の財務省にとっては起死回生の悲願であった。

野党、特に民主党にはもたつきがあったが、結果的には改革姿勢を貫いたことに敬意を表したい。言動を追跡して感じた印象で言うと、鳩山由紀夫、岡田克也、仙石由人氏などは、終始ぶれることなく突き進んだと思われる。

この一件で、もしも民主党が折れていたら、それは自民党が民主党に勝ったというより、財務省が政治に勝ったことになる。武藤氏が総裁に就任したとしたら、それは財務省が総裁に就任したと受け取らざるを得なかった。だからこそ、日銀総裁人事がこれほど問題化したのである。

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財務省が主導する経済政策から脱皮するメッセージと受け取られるから、国際的にもプラスとする論じ方は面白い。



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プリザーブドフラワーAMOROSA

http://www.hanadonya.com/ec/html/item/001/016/item15842.html

最高級プリザーブドフラワーのヨーロッパブランド「AMOROSA」が待望の日本上陸!

なんだそうです。


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桜開花予想3/26

朝、急いで家を出る。
電車に乗って、傘を持っている人が多いことに気付く。
今日は午後から雨になるらしい。

春の雨はいいものだ。
桜は3/26との開花予想である。

今年は忙しい。
来年はゆっくりと花見ができるだろうかと思っている。

京都田部市の一休寺の桜
奈良は吉野、談山神社。

人に聞いたら、
ミラノよりは東京が暮らしやすくていいという。
確かに、銀座や青山を歩くと、買えないようなものばかり並んでいて、
ミラノみたいだとも思う。

野菜とかお花とか、もっときれいだったらいいのにと思う。
また、画廊も。

京都と奈良に住んでみたいと相談したら、
東京の方がいいと判定された。
どうもそうらしい。

実際、鎌倉にいた頃は特に古都を満喫したわけでもなく、
道が狭くてすぐに渋滞して不便だった。

京都も奈良も、遠いわけでもないから、
出かければいいわけだ。



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自殺対策の目玉である精神科医療連携加算

自殺対策の目玉である精神科医療連携加算は、プライマリケア医がうつ病などの精神疾患を疑い、診断治療の必要性が認められた場合に、患者への説明・同意を得て、精神科医の受診予約をした後に患者を紹介すると、診療情報提供料として1回につき200点の加算が付く仕組み。
  自殺を防ぐためには、うつ病や躁うつ病、統合失調症、アルコール依存症、薬物依存症といった自殺リスクが高い精神疾患を早期に発見し、治療を行うことが重要だ。しかし、うつ病などの精神疾患患者の多くは精神科を受診していない。また、本当は心の問題であるにもかかわらず、患者自身がそれに気付かずに、身体症状から内科などを受診してしまうケースも多い。行政は、精神科への患者紹介を促進すれば、早期診断・治療に弾みがつき、自殺対策に寄与するとみている。

 ただ、個別の改定項目については厳しい指摘も多い。精神科医療連携加算は、患者を紹介する側のプライマリケア医には加算が付くものの、患者を受け入れる側の精神科医には点数が付かない。同学会では、「連携加算の導入によって、今後は自殺念慮を持つ難しい症例が次々と精神科に紹介されることになる。しかし、精神科の方でも医師不足が深刻化しており、医療提供体制の構築が間に合わない」と懸念する声が上がった。
  紹介が乱発されれば、精神科がパンクする危険性もある。必要な医療がきちんと受けられる体制を確保するため、今回の改定では、「精神科医に受診日の予約をとった上で紹介した場合に加算する」という“しばり”が付いた。紹介状を書くためには、プライマリケア医と精神科医の間で、互いの顔を思い浮かべられるような信頼関係が必要になる。この激変緩和措置がどのような効果をもたらすのかも注目されている。

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アーサー・C・クラーク氏死去=SF小説「2001年宇宙の旅」の巨匠

2008/03/19-11:34 アーサー・C・クラーク氏死去=SF小説「2001年宇宙の旅」の巨匠
 コロンボ発AFP通信などによると、「2001年宇宙の旅」などで名高いSF界の巨匠アーサー・C・クラーク氏が19日、スリランカの病院で死去した。90歳だった。呼吸障害を抱え、昨年12月以降、入退院を繰り返していた。
 英国南西部サマセット州生まれ。第2次大戦中は空軍技術部隊でレーダー研究に従事。戦後、ロンドン大で物理学や数学を学ぶとともに、46年「太陽系最後の日」でデビューし、残した著作は80冊以上に及ぶ。小説の映画版で、スタンリー・キューブリック監督との共同脚本による「2001年宇宙の旅」はSF映画の傑作といわれている。
 40年代に通信衛星のアイデアを示し、2000年までの人類による月面着陸を予言。「宇宙文明論」など科学解説書も執筆し、テレビの科学番組やSF映画でも活躍した。後年はスリランカに暮らしていた。
 主な作品に「幼年期の終り」(53年)、「都市と星」(56年)、「宇宙のランデヴー」(73年)、短編集「太陽系オデッセイ」(83年)などがある

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スリランカですか。

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「自殺対策総合計画」 失業、多重債務にも対応

県:「自殺対策総合計画」 失業、多重債務にも対応 /島根
 5年間で自殺率を20%減らすという数値目標を盛り込んだ「県自殺対策総合計画」が17日、県自殺総合対策連絡協議会でまとまった。うつ病対策だけでなく、失業や多重債務問題など経済的要因にも対応しようとしているのが特徴で、県障害者福祉課は「心の悩みを抱えている人と接することのある市町村や関係機関が連携を深めることが、目標実現につながる」としている。

 県では昨年8月、県内の関係機関が連携して総合的な自殺対策を行うため、同協議会を設置。自殺対策を計画的に推進するための基本指針となる「県自殺対策総合計画」について協議してきた。

 県によると、県内の年間自殺者は200人を超えており、男性は女性の約3倍も多い。男性の自殺者の原因をみてみると、「経済・生活問題」が「健康問題」に次いで多かった。このため、うつ病対策とともに、失業や多重債務問題など社会的要因にも着目した対策を、計画に盛り込んだ。

 また、来年度の事業計画では、失業や多重債務などの問題を抱えた人に接することが多いハローワークや市町村の相談窓口に対し、自殺予防や多重債務整理に関する周知を図る。一時的な経営環境の悪化に苦しむ中小企業に対しては、経営相談や制度融資などによる支援で、経済的要因による自殺者減を目指していく。

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失業と多重債務は実際大きな問題であり、
相談を受ける側としても、実務的に援助したいと思うことがしばしばある。
自殺対策総合計画というのなら、失業と多重債務に積極対応したいものだと思う。



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うつ病専門病棟を開設/4月から県立芹香病院

うつ病専門病棟を開設/4月から県立芹香病院
社会 2008/03/18  全国の自殺者数が九年連続で三万人を超える中、県立精神医療センター芹香病院(横浜市港南区芹が谷二丁目)は四月一日、うつ病患者向けの専門入院病棟「ストレスケア病棟」を開設する。専属スタッフの配置と先進治療法の導入で、治療体制の充実を図る。県によると、ストレスケア病棟を設けるのは全国の都道府県立病院で初めて。

 同病院のA病棟二階(約千三百平方メートル)を改修し、十九室三十七床(個室十二、四人部屋六、隔離室一)を設ける。対象は、自殺願望が高い「急性期」の段階から落ち着きを取り戻した患者。

 治療では薬物療法や精神療法に加え、保険が適用されない磁気刺激治療法をはじめ鍼灸(しんきゅう)治療法、高照度光照射療法、認知行動療法を新たに導入する。特に、電流を流したコイルで患者の頭部を刺激する磁気刺激治療法については、全国でも大学病院でしか導入事例がない先進治療法という。

 専属スタッフには、医師二人、看護師十七人をはじめ、ケースワーカーの精神保健福祉士、臨床心理士、作業療法士が各一人就く。窓の鉄格子を外し、共同スペースには木製の家具や観葉植物を置くなど開放的な空間を用意する。

 一日の入院料は現状とほぼ変わらない一万四千円程度で、先端治療費分は県費で負担する。

 整備費は約九千三百万円。県内の自殺者数は近年、千七百人前後で推移している。〇六年は千六百八十三人で、人口十万人に占める死亡者の割合は一九・三人で全国四十四位となっている。

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先端治療はトライすればいいけれど、
うつ病の人に4人部屋はどうだろうかと思う。



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「結婚はしなくてもいいけど、子どもはほしいですね」

出所不明の記事から抜粋

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「結婚はしなくてもいいけど、子どもはほしいですね」

 これは女性ではなく、男性の発言。このところ、30代男性のこういった声を聞くことが多い。

 「4年つきあっている33歳の彼女がいるんだけど、仕事が楽しいとか言って、全然結婚する気がない。僕自身も、経済的に満足できているわけじゃないから、結婚となると二の足を踏むんだけど、このまま独身でいい、と断言できる勇気もないんです。できれば、彼女に子どもを産んでもらいたい」


 章さん(35歳・仮名)は、まじめな顔でそう言う。例えば結婚しないで子どもをもった場合、その子は誰がめんどうをみるのだろうか。

 「彼女が実家で生んでくれればいいなあと。そうしたら僕がしょっちゅう寄ってめんどうをみられるし、日常的には彼女の親と一緒なら安心だし。僕の実家は地方だからそれができないんですけどね」

 自分たちで育てもせずに、子どもがほしいというのはおかしいのではないか、と章さんの顔を見る。だが彼は、冗談を言っているわけではなさそうだ。

 「子どもってかわいいじゃないですか。あんまり遅くなってからよりも、今のうちにいたほうがいいと思うんです」

 とはいえ、彼は派遣社員で、正社員より年収はかなり低い。今すぐ結婚しても妊婦になって働けなくなる妻、幼い子どものめんどうはみられない。だから今のうちは妻の実家を頼って、その間、自分の生活を立て直していきたいのだという。しばらくすればまた妻も働けるだろうし、いずれは自分も何とかなるはずだから、と。

 「彼女にその話をしたら、非現実的だと笑われました。だけど先々となると、彼女の親だって年とるわけで、そうなったら子どものめんどうなんて頼めない。先に子どもだけでもと思うのは、それほど責められることなんでしょうか」

 私も非現実的だと思いながら聞いていたのだが、章さんの最後の一言で、「子どもをもつ」ということが男性にとっても、いろいろな意味でプレッシャーになっているのだということに気づいた。

 真っ先に問われるのが経済的問題。章さんの場合は、派遣社員だというだけで、周りから「結婚も子どもも非現実的な話」と切られてしまう。

 「正社員だって、中小企業なら経済的に厳しいのは一緒ですよ」

 光一さん(36歳)は、前に勤めていた会社が合併吸収され、転職を余儀なくされた。今の会社は社員20名ほどの製造業。勤めて2年になるが、ボーナスもほとんどない。

 「つきあっていた彼女とも1年前に別れました。『これじゃ結婚できないね』と。『いや、できるよ』と言ったんです。子どもができても何とかなる。経済的に厳しくても、子どもはほしい。だけど彼女には通じなかった。あげくには『あなたは私が必要というより、子どもだけいればいいと思ってるんじゃないの?』とまで言われてしまった。結婚しなくてもいいから、誰か僕の子を産んでくれないかなと最近、毎日考えているんですよ」

 彼らがイメージするのは、「家庭」ではなく「子どもと自分」だ。30代も半ばになると、自分の遺伝子を残したいという本能が突出してくるのだろうか。それにしても、彼らの中では、妻や家の存在は希薄で、子どもと向き合う自分だけがいる。これはいったい、どういうことなのだろうか。

 「結婚式を挙げて、家を準備して、家庭生活があってなんて考えていると、なんだか暗い気分になってくるんですよ。そこに至る過程がめんどくさいし、プレッシャーが大きすぎる。だから一足飛びに子どもができてしまえば、あとのことは何とかなるんじゃないかと考えてしまう。だってそもそも結婚の目的は子どもなんだから、子どもからすべてが始まってもいいような気がするんですけどね」

 もちろん順番はどうでもいいのだが、子どもは最初から大きくて聞き分けができるわけではない。大事なしつけなどのイメージは、どうやら頭にないらしい。

 「何かを変えたい。自分が絶対に信じられるものがほしい、という気持ちの裏返しなのかもしれない。それは血を分けた子でしかないのではないか。今まで意識せずに、子どもがいたらいいなあと思っていただけだったけど、よくよく考えると、自分が不安だから、絶対的に守るべきものをほしがっているのかもしれませんね」

 前出の章さんは、私と会ったあと、メールで自分の気持ちを、そんなふうに分析してきた。恋愛も結婚も吹っ飛ばして「子どもがほしい」というのは、30代後半男女の共通意識なのかもしれない。



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命を守るために不登校児になるという選択

私は学校に「行かない」
命を守るために不登校児になるという選択
    
 子供のいじめ、不登校、自殺……。解決する方法は簡単。学校に行かなければいいのだ。自分の命を救うために、学校に行かないという選択が必要だ。

 私は18歳。学校へは行っていない。中卒だ。高等学校卒業程度認定試験(高認、昔の大検)を取得して、来年度は大学入学を目指して勉強を始める。

 持病がある。

 うつ病で、通院し、薬を飲んでいる。文学と哲学が好きだ。フリーライターとクリエイターの修行を積んで、今、初めて市民記者の記事を書いている。

 今の私があるのは、無論、支えてくれた人々、「書く」こと、そして、あの戻りたくない学校生活。どうやら学校の不登校については、大人から見た記事ばかりで、誤解のある部分が多いように見える。ここで私の経験を語っておくのも、悪くないだろうと思い、寄稿することにした。

 以下は、私が生身で体験した事実である。

いつしか「死にたい」と思うようになっていった

 「学校に行きたくないと泣きじゃくる娘」を見て、「あっ、これは私のことだ」と思い当たった。

いやだったら「行かない」という選択肢もあるのだ
 私も、その娘さんと同じことをした記憶がある。そのとき、子供がどんな心持ちだったか、想像した方がいるだろうか。私の場合は、心がきりきり痛んで、頭がずんずん重くなって、気持ち悪いものがこみ上げてきた。おなかが痛くて、身体がこわばって、ただ、ひたすら思った。

 「学校がこわい」

 原因は、複雑すぎてわからない。一応、「いじめに始まる人間関係」と言っておこう。

 学校特有の同級生の過干渉や、「いや」と言えない風潮、固くこわばった学校の雰囲気、1人として友人のいないクラス。とてもここでは説明しきれない。

 いつしか私は風邪を頻繁にひくようになり、寝こむようになり、身体からぼろぼろと崩れていった。抑うつ状態が続き、「死にたい」と思うようになっていった。

 小学生の子供が「死にたい」と念じる世界。なんて殺伐とした世界だろう。もう何も信じられなかった。そして心を閉ざした。

 小学6年生のとき、保健室登校を経験した。

 同級生の一部からは、「なんで教室に来ないんだ。死ね」という手紙をもらい、「心の問題なんだから、もっと強くなれ。人格を変えてでも(教室に)来い」と言われた。これは誹謗中傷である。

 ただ、教室まで行かないというだけで、まるで人格否定の扱いだ。

 おかしい、何かがおかしいぞ。この場所は、この学校は。

 この件で、結局私は同級生に殴り込みをかけた。そしてそのまま卒業して、私の保健室登校はなかったような出来事になった。

 不登校が決定的になったのは、中学校2年生のとき(その前も何度かあったが)。風邪をひいたのを口実に休みつづけて、両親に問いただされ、ついに、「学校には行かない」と言った。

 両親は途方に暮れたことだろう。ここで、私の両親をとやかく言う人がいたら、その人は何もわかっていない。両親は私をなだめたりすかしたり、泣いたり怒ったりして、学校に行かせようと頑張ってきた。

 そもそも世の親にとって、「子供は学校に行くもの」と決まっている。ほかの選択肢がない時代に生きてきたのだ。しかし、両親は努力し、勉強し、最終的に私を受け入れた。ずっとサポートしてくれた。彼らが一緒にいて励ましてくれなかったら、私はここにいない。感謝している。

 不登校予備軍の子供たちは、苦しんでいる。学校に行くのが嫌で嫌で、全身で嫌悪感を感じながら、なおも行くことを強制されている。

 義務教育だから? 心をきたえるため? 社会に順応するため? しかし、それには子供の意思がまったく反映されてないではないか。

 限界まで我慢して学校に行った結果、私は自律神経と精神を病み、入院・通院に投薬をやむなくされた。理由は自明である。学校が強烈なストレスだったからだ。過度のストレスで、サーモグラフィーをとったら手先、足先が真っ青だった。自律神経がやられたということだ。その後、精神病院に1年入院し、「死にたい」と思わなくなるまでに3年かかった。

生きていてくれればそれでいい

 世の中のほとんどの人は「学校に行かなければいけない」という偏見を持っている。子供も、大人も、学校に行かなければならないと思い込んでいる。しかし、それは命をかけてでも守らなければならないことだろうか。

 子供を病ませ、死なせる……。ある人にとって、学校はおかしい環境である。

 学力低下のデータから、肝心の「ものを教える機関」としての役割が減っていることは明白だし、あの箱のような形状の中で培われる人間関係が、幼稚な残虐性をともなった「いじめ」の温床となっているのもまた、数々の「いじめ」の事例からわかる。

 とはいえ、こうして糾弾したところでどうにもならないのかもしれない。実際どうすればいいのか……。

別の世界もあるのだ

 逃げてもいい。つらかったら「つらい」って叫べばいい。いい子じゃなくてもいい。100点取れなくてもいい。生きていてくれればそれでいい。私はそう思う。

 学校でのいじめが理由で死んでいった子供たちは、学校に殉じて死んでいったようなものだ。もっと広い、受け入れてくれる別の世界があることを知らなかったのだろう。

 本を読むといい。インターネットをやればいい。別の学校のお友達に会うといい。自分が通っている学校だけが世界ではない。私はそれを文学を通して知った。

 もちろん、学校が好きな人は学校に行って楽しむといい。たいていの子供にとって、学校は友達がいるし、先生もいるし、楽しい。そこにある人間関係を楽しめるか、苦痛に思うか、それだけの違いなのだ。

 学校に行かなくなると、社交的に出る機会がなくなってしまうことを恐れる人も多いだろう。しかし、しばらく休んで人恋しくなったら、フリースクールやボランティアサークルに参加してみればいいと私は思う。

 勉強は家でもできる。自分で勉強することが苦手な人は、フリースクールや塾などで、先生と一緒に勉強すればいい。それは必ず、あなたの人生を豊かにしてくれるはずだ。

 学校はもっと、フリースクールやカウンセラー、精神科医と連携をとるべきだ。学校の先生1人に責任を負わせるのは酷だ。1クラスに何人も不登校生がいる場合もある。だから、サポートを充実させるといいと思う。子供の神経は繊細で、傷つきやすく、うつ病予備軍になってしまうケースも少なくない。

 学校の保健体育の授業で、精神障害についての授業をすることも有効だ。精神障害はほかの先進国の例にもれず、日本でも身近な存在になっている。うつ病や躁(そう)うつ病、統合失調症について知っておいた上で、社会に出ても損はない。

 今からでも、いくらでもできることはあるのだ。

 私は声を持っている。書くことができる。社会に立つ、いち個人として、これからも、学校や子供たちの行く末を、見守っていくつもりだ。

 私は学校が嫌いだが、もっとも効率よく子供たちに学習させる機関が学校であることはたしかだ。それは今のところ変えようがない。しかし、繰り返したい。逃げてもいいのだ。ケンカをしたり、失敗したっていいのだ。嫌いなものとは仲良くしなくてもいい。距離をおけばいい。

 それが、大人になるということだと、私は思う。



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フローリストと異業種交流会

フローリストはカウンセラーと似ているところがある
洋服を選ぶ人とか
めがねを選ぶ人とか
プロの写真家
も似ている

所詮
少しの違いでしかない
しかし少しの違いをどれだけ大きく考えるか、
それぞれの価値観である。

プロの写真家は実際、うまい。
同じ人間を撮っても、やはり映りがいい。

花屋さんに行って、
どんな風に注文していますか?

花を選ぶという行為は楽しい。
花をアレンジするのも楽しい。
出も、個人の楽しみを超えたアートの世界も、その先にある。

花キューピットとか
青山フラワーマーケットでも、
用は足りるわけです。

玄関に一輪飾るなら、
開き具合の控えめなものをひとつ選んで、
買えばいい。
水を吸うかどうかは、運次第。

診察室に飾っておくなら、
なるべく元気そうな開きかけを買えばいい。

でも、花の合わせ方、色の組み合わせ、開き具合、
場合によってはゆりなどの香り、
その選択にプロの技がある。

花屋さんで、これとこれとこれ、きれいな紙で包んでラップして、
と頼むと、出来上がるけれど、
技術料は計算されていないことが多い。

アレンジの技術を売る人たちもいる。フローリストである。

そのフラワーアレンジメントの専門の人によれば、
「六本木ゴトーフローリスト」などにやはりアートがある。

いくつか紹介してもらった中では、
「クリスチャン・トルチュ」が好きだ。
六本木ミッドタウン。

個人的には
表参道アニヴェルセルの花が最近は好きだ。
専門家に言わせれば、ミーハーらしい。

専門家から見ていい花というものがあり、
それは値段相応だということだ。

イトーヨーカドーのフルーツと
千疋屋のフルーツは、少しだけだけど、違う
その少しに、いくらお金を払うかという問題

たくさん買う人なら
「花問屋」。これは業者向けだが、情報は楽しい。

贈るなら
「花急便」

いろいろある。

http://www.au-petit-matin.com

もとてもきれい。音楽もあり。

http://www.otakaki.co.jp/

ここは情報充実。中国での大規模栽培の動向も報告されている。

http://www.hanaippai.com/

以前いただいたものでは、
JAナントカからのものもあった。
JA系もいい花を送っている。
注文のタイミングも大切らしい。

楽天のショップでもたくさんある。

*****
プリザーブドフラワーは、
作る側としても、いい点がある。
生の花は、
冷蔵庫に閉まっておいたり、
ちょうどいい日に届けたりなど、
鮮度の管理や開花具合の管理が大変で、
本気になるときりがない。
プリザーブドフラワーはその点、
ややゆっくり対応できる。
制約も多いけれど。
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ジャズの本質的なゆるさ

ジャズは、いつまでも本番前の、じらしの音楽のような気がする。
いつまでたっても、本番が始まらないもどかしさ。
しかしまた、安堵感。

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苦手

さて、先生は、歯医者さんで、かつ、フラワーアレンジメント教室の先生ですが、
どのような人が苦手ですか?何か共通ものもがあるかと期待しますが。

口の臭い人。

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原子力船むつの歴史と現在の六ヶ所村

昔、原子力船「むつ」というのがありまして、
みごとに放射能漏れ事故を起こしました。

いままた、むつ市に近い六ヶ所村では、こんな情勢です。

http://www.greenpeace.or.jp/campaign/enerevo/switch1/

原子力発電や自然エネルギーに関しては、
宣伝合戦のようなところがあり、
資金力が結局ものをいうのですが、
実際に何が起こったか、
事実だけを拾って行けば、
六ヶ所村の皆さんにはすまないことをしていると
考えます。

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遺伝子組み換え食品

遺伝子組み換え食品って知ってますか?

http://www.greenpeace.or.jp/

一応、子供たちのために。
わたしなんかはもう何を食べても
あまり関係ないですけどね。

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いろんな癖があるだろうし、
自分では気がついていないだろう。

自分で意識しているものとしては、
洗濯物を干すとき、
わたしは無印良品のパンツ・下着を使っているのだが、
そのタックを縫い付けてある部分を
洗濯バサミではさみたいのである。
だって、合理的でしょう?

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