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退職金からはじめる資産運用

退職金からはじめる資産運用
などと証券会社などが宣伝している。

退職金をもらった後は、心細くなるのだから、
けっして、ばくちをしてはいけない。

何かの運用をすれば手数料が発生するのだから、
それでもまだ儲かる話が世の中にそんなにあるはずはない。
一時的な幸運はあっても、持続していけるのか、
よく考えるといい。

儲かるだけの特殊な情報が自分にあるのか、
考えてみたらいい。

自分は他人をかもにできるタイプのか、
かもにされるタイプなのか、
考えてみたらいい。

若ければ、もう一度ゼロからと考えることもできるし、
目減りしても、いい勉強をしたと思うこともできる。
しかし老いはそれを許さない。

思わぬ大金で少しは心に余裕も生まれるが、
こころにすきも生まれるのだ。
大切にして欲しい。

銀行の金利以上には儲からないようにできているのだと
悟った方がいいと思う。

金利が低いのは、
一体誰が何を画策しているのか、
疑ってみればいい。

営業の言うことはひとつ、
「銀行においても、利息がつきません」である。
リスクのことは軽くしかいわない。

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トヨタ社長 旅客機参入を否定

トヨタ社長 旅客機参入を否定 米需要「前年並み1600万台」
3月14日8時26分配信 フジサンケイ ビジネスアイ
 トヨタ自動車の渡辺捷昭(かつあき)社長は13日、都内で講演し今年の米国の自動車需要について「金融面の支援策により年後半は盛り返す」と述べ、前年並みの年間1600万台程度になるとの見通しを示した。日本の自動車メーカーにとって米国は、利益の出る最重要市場で、今年はサブプライム(高金利型)ローン問題の影響による低迷が懸念されている。

 今年の米国の自動車市場の需要見通しについては、日本自動車工業界の張富士夫会長(トヨタ自動車会長)が昨年実績の1614万台をわずかに下回る1600万台程度と予想。その一方で、ホンダの福井威夫(たけお)社長は「1500万台に落ち込むのでは」と述べるなど見方が分かれている。

 渡辺社長は、今年前半は厳しい状態が続くだろうとしたうえで「米国経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)を考えると前年並みのレベルになる」と語った。

 また渡辺社長はトヨタ本体のジェット旅客機事業への参入について「考えはない」と否定した。トヨタは三菱重工業が計画している同事業に資本参加することを検討している。国内メーカーではホンダが平成18年から小型ジェット機の受注を米国で開始している。渡辺社長は出資することで、小型ジェット機の先端技術を自動車製造に応用することが目的との考えを示した。 

*****
参入はしないが出資はすると読めばいいのだろうか。
さらに、そのあとの文章は、出資することで、小型ジェット機の先端技術を自動車製造に応用することが目的であって、参入ではないとの趣旨なのか。
出資すれば、小型ジェット機の先端技術を自動車製造に応用することができるのか。
朝日新聞では堂々と何回かにわたって報道されていたが。



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こころをつかむ

パーティの席で、
短時間のうちにギュッと心をつかんでしまう人がいる。
不思議なものだ。

そばで見ていると、
心をつかんでいる人と、つかまれている人とが、
よく分かる。

みんなが知っている人でいえば、
森元総理みたいな感じ。
または田中角栄氏。

まるで10年ぶりだというような感じで
話をしている。
遠いけれど親戚みたいな様子。

とりあえず誰にしても、
故郷のこと、出身学校のこと、仕事のこと、
共通の知人がいて、そのひとからよく話は聞いているなど、
誉められるところを見つけて、
適当に並べる。
必要があれば、私もそのようにする。
しかしこの人たちはもう一段技が上なのだ。
親しみを演出する。

わたしはそんなタイプではないし、
他人の細かいことに特に関心がないので、
出来るはずのない芸当である。
秘密はよく分からないが、
生まれつきなのではないかと思う。

実際の対人距離は100メートルもあるのに、
なんとなく50センチまで接近しているような錯覚を与える。
人の心をたぶらかすのはこんな共通のメカニズムがあるのだと推定する。

関心がある、
尊敬している、
注目している、
尊重している、
期待している、
そんなメッセージを伝えている。

不思議なものだ。
これなら票も集まるはずだ。

パーティでの一場面。



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てんぷら屋の店員

てんぷら屋で見るともなく見ていると、
店員は非常に忙しそうである。
席は30パーセントくらい埋まっていた。

カウンターでてんぷらが揚がると、それを配膳する。
カウンター席にはてんぷらをあげる職人が直接配膳するが、
4人がけ座席には、店員がカウンターで受け取って、配膳する。

店員はパートさんらしくて、
てんぷらの名前を言われても何がなんだか分からないらしい。
でも、一所懸命動いている。

箸がうまく使えない。
もどかしい思いで見ていると、
配膳された側のカップルも、二人とも、箸の持ち方がおかしい。

店員は通りかかった先輩店員に聞こうとして、
先輩店員は、はいよ、という感じで、自分で配膳し始めた。
すると、この人も、箸を使えない。

もうすでに、標準的な箸の使い方というものはなくて、
とにかく食べものを落とさずに移動できればそれでいいらしい。
美しさなどは所詮主観的なものだ。

ビールをジョッキで飲んでお替りするグループあり、
支払いを割り勘でするグループあり、
ご飯のお代わりを出したり、新しい注文を伝えたり。

店員さんはとても忙しそうだ。
しかしベテランの調理係は気になるらしく、
自分で外に出て、給仕も手伝っている。

多分、手順よくこなせば、そんなに忙しくもない仕事量なのだろう。
優先順位が分からないので、ばたばたするのだろう。

ベテランさんにはそれが見えるらしく、
すこしいらいらするのだと思う。

「次はビールジョッキ、お替りだよ」などと
声をかけている。

店員さんは100パーセントの力で働いていると思う。
難しいものだ。

コツがあるのだろうけれど、教えられるものなのか。
新人には無理というもので、給料を抑えて人を増やすしかないのか。

箸を使えない人には、
長い箸はおなさらに使いにくそうだ。
タングでもいいのになあと思う。
そうもいかないか。



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てんぷら屋で父母娘

このところカロリー低下しているので、
昼にてんぷらを食べた。

店では父母娘がテーブルを囲んでいた。
娘は4歳くらいか。
「お嬢ちゃんの天使のおべべきれいね」
という感じで、
とてもかわいいワンピースに、とてもかわいらしい娘だった。
表情がくるくる変わる。
あちこちに注意が向く。
父母は特に話さず、状況を見ている。

母は美しい。妊娠している様子だ。
父はデジカメを取り出して、撮影を始める。
娘は微笑んで見せる。
撮影したものを見せてとせがんでいる。
デジカメを母には向けない。
気が利かない父のようだ。

幸せの一瞬である。
なにもかも、充分に、報われている。

若い二人はまだ知らないだろう。

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取り残されている

春はみんなが楽しそうで
進学や就職や昇進をしているみたいで
花も咲くし
猫も元気で
鳥も鳴いていて
それなのに
わたしはひとり取り残されている気分なのだ

いろんなことが片づけば
少しは気分も軽くなるのかもしれないが
当分片づきそうにもないし
この春も憂鬱なままで
いいニュースもなくて
過ぎるだろう

みんなが苦しいなら少しはがまんできるが、
みんなが楽しそうに見えているとき、
わたしはとても悲しい。

報われないといっても、
どうなれば具体的に報われるのか分からない、
そのイメージも湧かない感じだ。

録画用ハードディスクが一杯になってしまって、
見る時間もなくて、
ディスクに移す気力もなくて、
どうにも仕方がない感覚。

春は来たけれど、
私のところには来ないし、
春は行くけれど、
私は取り残される。

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洞爺湖サミット

この報道でいつも映るホテルは、
以前何かで問題のあったホテルですよね、確か。
どっかの税金の無駄遣い。

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お姉さんは野菜を作る

8丁目で、カシューナッツを食べていると、
わたしね、家庭菜園を借りたのと来た。
この人は千葉に住んでいて、自転車で5分のところに家庭菜園の募集があったので、
ピピッと来て、借りた。
最近は本で研究して、無農薬有機栽培に挑戦するという。
近くのホームセンターでなんでもそろう。
家で出る生ごみも、乾燥させて、自分で処理して、肥料にする。

エコな生活なのよ!
とのこと。

まあ、やってごらん、虫がついて大変だから。
でも、農薬よりも虫の方がいいかな。
芋虫を食べる人たちもいるそうだし。
毒ではないらしい。
毛虫はどうかな?

私の場合は、毛虫を取り除くことさえできなかった。
夢に出てきそうで。
そのように人間に恐怖されたから、
生き残ってきたのだろうと思うが。

家庭では中国産が敬遠されているとはいえ、
業務用には使われているのだろうと疑う。
先日の肉のはなまさには中国産が山積みだった。

今日のカシューナッツも、ひょっとしたらお酒も、中国製だろう。

夜、新橋を歩いていると、中国人女性が、体当たりしてくる。
わたしはもうへとへとで何もできるわけはないから、ただ背中を流してもらう。
しかしそんな中で考えてみると中国という国の矛盾と、
その矛盾の必然を思う。

たとえば日本で共産党が政権を取ったら、
トヨタを国営企業にしてしまうようなことが、
中国では起こるとしたら、どうなのだろう。
また、今回はチベットの動きに対して、強硬な抑圧である。

権力に何も関係のない立場から見れば、
権力の源泉である個人の集合が、
権力の分離独立を望んでいるとき、
止める方法は暴力しかないし、やはり、止めるべきではないと思う。

しかし権力側から見れば、搾取の対象であり、搾取の頭数は多いほうがいいに決まっている。
それが大帝国であり、膨張主義である。

中国は人民から搾取をしているから、分離独立を認めたくないのである。
主張のとおりに、搾取に敵対しているなら、そもそも分離独立の動機はないだろうが、
それに反対する動機もないのである。

*****
まあ、それはそうとして、
育て易いのは、ハーブ系であるが、あまり役には立たない。
ほうれん草は虫がつきくにいが、同じ理由で、人間にも、少し難がある。
ジャガイモなどよさそうである。
スイカも楽しそう。トマトは、プチトマトを作るつもりらしい。
要するに、ホームセンターに行って、よさそうなものを選んで少しずつ植えてみる作戦らしい。
その年の気候に合うのはどれか、よく分からないから。
農協はどう?と聞くと、要するに直売場を開いているだけで、
よく分からないとのことだった。

虫除けに、ブランデーでも振り掛けてごらんよ。

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自転車野郎

自転車野郎がいて、
松戸まで行ってきたり、箱根まで行ってきたりする。
松戸まで、往復で6時間という。
地図を調べて、道と公園を把握、休憩と水の確保、排泄の計画もする。
箱根駅伝のコースもいいが、車が通るので、
旧東海道が自転車にはいいコースなのだという。

仕事はおもしろくない。
叱られてばかりで、少しずつしか上達しない。
女性は苦手だから、多分、一生一人だ。
なるべく誰にも迷惑をかけず、
ひっそりと暮らすつもりだという。
もっと広い家に住みたいとか、
もっといい自転車が欲しいとか、そんな欲望もない。

ただ違和感があるだけだ。
この世界と自分との、ある種の距離を感じる。

調子よくやっている人たちのようには、自分はできない。
友達も一人もいない。
親とも連絡しない。
スポーツ新聞にも、新聞にも、テレビにも関心がなく、
部屋にない。
携帯とパソコンはある。ゲームをしている。

生まれて、ゲームをして、自転車に乗って、死にましたと要約できそうである。

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ゴーストライター

世の中にはゴーストライターもいて、
ゴースト翻訳者もいて、
商売の仕組みを聞いていると、
要するに人々がどんなにブランドに弱いか分かる。
著者の名前は、多分、三越の包み紙のようなものなのだろう。
その著者の名前を貸しているからには、
中身は保証しますという程度のしるしのようだ。
実際それで不都合はないわけだ。
ある種のグループの代表の記号である。

たとえば、西行の和歌といっても、
どうだか分からないはずで、
たかだか和歌である。
後世の人が捏造したものが混入して、そのまま固定してしまっても、
分からないかもしれない。
写本がいくつもあれば分かるけれど、
それでも、怪しさは消えない。

ゴーストライターは、それが商売だから、
あとで著作権を主張するのはルール違反だけれど、
少しだけ言いたくなることもあるらしい。
しかし、一度それで商売したわけだから、
二度商売しようとするのは、いけないことなのだそうだ。
考えてみれば、著作権というのも、
最近の話だ。

昔は書写しかなかったわけだし、
第一、文集が商売になるとか、そんなことはなかっただろうと思うが。
読む人が少なすぎただろう。
国家事業としての編纂はあっただろう。
その場合に、著作権などないだろう。
むしろ、採用された名誉のゆえに、何か献上したりしたのではないだろうか。

詩や文章が商売になるには、
それが理解できて、欲しがって、お金を支払う構造がなければならない。
マーケットの成立である。

その場合、低俗ゆえにマーケットが成立する場合もあり、
高尚ゆえにマーケットが成立する場合もある。
高尚な場合は、内容はよく分からないわけで、
そのとき、内容を保証するのがブランドである。
低俗なものは、ブランドによらず、実際にどの程度低俗であるかによる。

日本における漢文の場合、
低俗漢文の管理は、和文の場合よりも、きつかったようだ。
女性に見せてはならないし、知られてはならない。
しかしもちろん女性たちは知っていて、
そこから日本式文学を発想もした。
漢文低俗文学に親しんでいる男性の一部にとっては、
和文の低俗文学は、多分、つまらなかっただろう。

そしてその後は、主に難しくて、一般には普及せず、消えていったのではないか。

バッハの音楽も、もとの讃美歌があったり、もとのメロディがあったりするらしい。
ゴーストライターと最終仕上げ者の関係に似ている。



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