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「子どもとメディア」対策委員会提言

2004年

具体的提言
1.2歳までのテレビ・ビデオ視聴は控えましょう。
2.授乳中、食事中のテレビ・ビデオの視聴は止めましょう。
3.すべてのメディアへ接触する総時間を制限することが重要です。1日2時間までを目安と考えますが、テレビゲームは1日30分を目安と考えます。
4.子ども部屋にはテレビ、ビデオ、パーソナルコンピュータを置かないようにしましょう。
5.保護者と子どもとでメディアを上手に利用するルールを作りましょう。



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人の役に立たずに儲かる仕事はひとつもない。

 http://shi3z.blog.so-net.ne.jp/2008-02-22 から抜粋して紹介。「世の中には、人の役に立たずに儲かる仕事はひとつもない。B2Bに限定すれば、お客様を儲けさせて自分も儲ける商売以外は成功しない。会社はツールに徹するべきだ。
 GoogleもYahooも電通もテレビ局も、広告というツールを提供する会社だし、楽天はEコマースというツールを提供する会社。ハワード・ヒューズの両親が一代で莫大な富を築いたのも、ヒューズ・ツールズ社という、採掘用機械の会社だった。

 ソフト業界でマイクロソフトは何故儲かるのか。世界で最も汎用的なツールを販売しているからだ。
 映画制作の会社、例えばスピルバーグのユニバーサル映画だって、"映画"というコンテンツを創り出して、それを上映すると映画館が儲かる、という意味では映画館が儲けるためのツールを提供しているのだ。
 ゲーム会社だって、ゲームソフトを開発することで、流通が儲かり、ゲームショップが儲かるし、ゲームセンターが儲かる。

 我々のモバイルCMSをお客様に買っていただけるのは、そうすることで儲かるからだ。
 Eコマースサイトの経営で月に100万円の利益を出すのは並大抵のことではないけれど、モバイル公式サイトなら簡単だからだ。

 そして、お客様が儲かっている限り、我々は存在を赦されるのだ。お客様がさらに儲かるように、僕らは日夜工夫して努力しなければいけない」

モバイルの公式サイトを20万円で受注する会社はたぶん存在しません。
なぜならHTMLを書いて終わり、ということには永久にならないからです。

キャリアとの折衝や、極めて厳しい審査、日々変化する課金システムや端末の仕様の変動。
こうしたものに柔軟に対応していくためには、「キャリアの空気を読む」能力が不可欠で、これは長い時間をかけて培った経験と人間関係、要するに信頼と実績でしか生まれません。

そうした会社、実績のある会社に頼むと、正直高いです。20万円どころか200万円でも門前払いでしょう。

しかし、結局のところ儲けの近道となって、そういう会社に注文が殺到するのです。
だから他の業者がどんなに安い価格を提示しても、その何倍もの価格を提示する経験豊富な会社が受注を勝ち取っていくわけです。

それは要するに、ある種の既得権益です。

PCのサイトの多くが、どちらかというと看板やパンフレットの役目か果たさないのに対し、モバイル公式サイトは直接エンドユーザから情報料を頂いて儲けを出すことが出来る。この違いは大きいです。

前者は単なる広告宣伝費ですから、体力のない会社、要するに日本の企業の90%くらいの会社は広告宣伝に掛ける予算なんか取ってないか、あっても最低限に抑えたいと思っているはずです。だからせいぜい20万円くらいなのかもしれません。

後者は収益を産む新規事業ですから、そこに使うのは広告宣伝費ではなく事業投資です。
事業投資で初期費用をケチって失敗するくらいなら、沢山の賭け金を積む、というのはごく自然な発想と言えます。

モバイル公式サイトの年間予算はPCサイトの少なくとも10倍、それでも収益を産むのだから、収益に繋がっているかどうかがわかりにくいPCサイトよりもずっとお金は払いやすいということになります。PCサイトの場合、お金は出ていくだけですが、モバイルサイトの場合、悪くても収支トントン、良ければお金が増え続けるわけです。

これが僕がモバイルに拘っている理由でもあります。

モバイルは地味だからみんなあまりやりたがらない。
Web2.0とか、CSSとか、カッコイイからみんなやりたがる。
けど、みんながやりたがる仕事は単価が下がっていくのです。価格競争に巻き込まれていく。

その点、モバイルは地味で、故にやりたい人が少ない。さらに経験と人脈、実績がものを言う。

開発の内容自体はPCサイトより遙かに複雑で高度。MovableTypeやワードプレスみたいなオープンソースのCMSでお手軽に構築できるような代物はひとつもない。全てがオートクチュール。UEIがCMSパッケージではなくCMSソリューションを提供するのもそういう理由で、パッケージを売っておしまい、という商売ではなくて、サイトごとの特徴をきちんと反映できるCMSに変幻自在に変えていかないとニーズを完全に満たすことはできないわけです。

ある意味で、こういう表を公開しただけでブクマが1000もついてしまうというのは、それだけこの業界の人が多いんだろうなと思いました。僕からすると対岸の火事のようですが、似たような仕事だけにモバイル業界に飛び火する可能性もなくはない。

けれども、結局、開発費で相見積もりをとって、とにかく安い方に発注する、というやり方の商売では、結局稼げない。雪国まいたけは高いけど美味しいから売れるわけで。

かのグッチオ・グッチが掲げていたスローガンは

 「価格は忘れるが、品質は生涯残る」

どんなに高くても、逆にどんなに安くても、値段というのは忘れてしまうものです。
会社はWebサイトの制作費なんか、期が変われば完全に忘れてしまう。それが時給1000円のバイトにつくらせたものだろうと、20万円で発注したものだろうと。

けど、自分の担当するWebサイトは毎日のように見るわけで、そのときそれがショボイと、「なんだかなあ」という気分になるわけです。

そのうちそもそも爆安価格で発注したことすら忘れて、「やっぱあの会社じゃダメだ」と結論づけて結局別の会社にまた相見積もりをとることになる。

これじゃあ安売りした方も浮かばれないわけです。

だからうちは値引きはしません。その代わり、予算にあわせて機能を削って頂く。
価格を削ると品質にダイレクトに跳ね返ってしまい、結局お互いが不幸になるのです。

よほど無謀な予算を組まなければ、結局はきちんと作られたものの方が良いに決まっているのです。

そもそも私たちのお客様はリピーターが圧倒的に多い。売上の8割はリピーターです。
だから新規営業担当が居ない。それはそれで問題ですが、それでも会社はてんてこ舞い。
なぜリピーターが多いのかというと、儲かっているからです。私たちの提供するツールを使って、きちんと儲かるところまで持って行く。儲からなかったら、ご相談に乗る。

急拡大してしまったから、会社にいろいろとひずみはあるのですが、そういうことも含めて、品質を高める努力と対応をし続ける。重要なのはまずお客様が儲かること。そのお手伝いをさせていただいて、私たちの仕事を確保すること。これが上手く回る必要があるわけです。

品質は残るわけですからね。

 

○○円ならどこまでできる!? ウェブサイト制作の相場早見表

 

web屋の相場が公開。高いとか安いとか、全く議論ならない本当の理由

「GoogleもYahooも電通もテレビ局も、広告というツールを提供する会社だし」という要約は的確。

そして
「PCのサイトの多くが、どちらかというと看板やパンフレットの役目か果たさないのに対し、モバイル公式サイトは直接エンドユーザから情報料を頂いて儲けを出すことが出来る。この違いは大きいです。」
と説得している。



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日々是修行 仏教

机の上のそこら当たりに
どうしたものか
2007年4月5日の朝日新聞夕刊の切抜きがある。
ずっとあったがこんなに古いものとは思わなかった。
今日は2008年3月25日だから、ほぼ一年になる。
速く過ぎた一年であった。

「日々是修行」と題する連続もののひとつのようだ
仏教の佐々木閑氏の執筆。

*****
(略)
諸種の事情で人生の方向を変えるたびに、積み上げてきたものがすべて無駄になったような喪失感を感じていた。
(中略)
そうやって虚しく失われてしまったと思い込んでいた様々な体験が、私という存在の中でとても自然なかたちで私を助けてくれていることに気がつく。無駄なことだと思っていた過去の様々な体験が、実は、私がここにこうして生きているための大切な栄養になっていることに、改めて思い至る。
(略)
それは一言で言えば「修行」である。誠実に勤め励むことに人生の価値を見いだす。それが仏教の本義である。
間違うこともある、失敗することもある。だが、間違ったら直せばいいし、失敗したらやり直せばよい。ともかく、日々の努力なくしてはなにも始まらない。そうやって日々、迷いながら正しい方向を求めて努力していく。そこに仏教の目指す生き方がある。仏教は、私のぐるぐる回りの人生にも、「それでもいいのだ」と太鼓判を押してくれる。
(略)

*****
「間違ったら直せばいいし、失敗したらやり直せばよい。」
なんというなんという long span optimist なのだろう。
いいことだ。

「無駄なことだと思っていた過去の様々な体験が、実は、私がここにこうして生きているための大切な栄養になっている」
そのことを知るまでにどんなに人は苦しむだろう。
この言葉を読んで理解しても、このことを感得したことにはならないだろう。
実際の自分の人生について、
パズルのピースがぴったりはまった瞬間を体験しなければ、
納得できないだろう。

「それでもいいのだ」と太鼓判、という。

*****
このことを自分の人生について、くっきりと判別することが大切なのだ。
他人の人生について、「直せばいいし、やり直せばいい」「それでもいい」「待ってみよう」とは言いやすい。
しかし自分の人生についてそのように自分にアドバイスできるかといえば、多分、かなり、難しい。

人の話を聞くと、そこには圧縮された人生があり、なんとも濃密な時間を体験する。
人間一人の人生は誰の半生も恐るべきものだし、その悩みはとても深い。それぞれが独自に深い。
「転職しようと思って辞表を書きましたがまだ机の中にあります」その夜。
「彼は他の女の人と暮らし始めたと私に言いました」その瞬間。
その夜のこと、その瞬間のことは、独自のものだし、伝え切れないだろうが、なんとか補いつつ、聞く。

そんなつらい瞬間も、あなたの人生の大切な瞬間なのだと思いつつ聞くが、もし、起こっていなかったら、その方がよかったと言われれば、そうだろうと思いつつ、聞いている。

*****
このような仏教もあるもので、
これは中村元の仏教ともかなり違うだろう。

チベット仏教と佐々木先生の仏教の共通集合を抽出してみるのがよいのかもしれない。



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寝たければ寝る

食いたければ食い、
寝たければ寝る、
怒るときは一生懸命に怒り、
泣く時は絶体絶命に泣く

『我輩は猫である』 夏目漱石



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肉団子

総菜屋で肉団子を見かける
醤油味のあんかけ

ずっと小さい頃、母親に連れられては医者に行って、
その帰りに母親が肉団子を何度か買ったことを思い出した

変なことが記憶に残っているものだ

今はつくねのスープの方が好きだ

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人をひいて、しかも引きずる

最近交通事故で
人をひいてしばらく引きずるケースが続いている
引きずるというのは
どういうことなのだろう

*****
自動車は硬すぎる
段ボール箱くらいで充分だ

スピードが出すぎる
20キロも出たら充分だ

東南アジアで見かける
傘のついた三輪車で充分であって
それに家庭で充電できる電池とモータを乗せればよい
スーパーまで買い物、
駅まで子どもを出迎え、
これで充分である。

老人も安心して乗れるように
進めボタンと止まれボタンの二つだけ
ゆっくり進むので気長に座っていること

エスカレーターくらいの感覚
それで充分だ

駐車場も大幅に節約できる

人にぶつかっても相手も自分も
怪我をしないくらいのものでいいだろう

これなら道路も壊れないからしばらく道路修理もいらない
車幅を狭くできるから自動車道を削って
歩道にできる

*****
自転車にはむしろ速度制限装置をつけてもらいたい
老人がはねられて死んだり骨折したりしている

殺人なのに刑が軽いのは不思議なことだ



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仕事がないのが悩みなら仕事を見つける方法を売る

仕事がない世の中になってきたので
どうするかといえば
どうすれば仕事を見つけられるか、その方法を売るのだという。
困っている人がいる限り、
商売はできるとのことで、
たくましいことだ。
やはり先天的にたくましい人がいるようだ。

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教育方針

夫婦で教育方針が合わないという悩みも少なくない

教育方針というほど大袈裟でなくても、
子どもへの接し方とか、
どこまでやりたい放題をゆるすかというような、
限界設定の問題のようだ。

結構素直に親が感情表出する場合もあるし、
子どもが一方的に感情的である場合もある。

いろいろな組み合わせがあるものだ。
父親が母親に、もっと優しくしてやればいいだろうと注文をつける例もよくある。

教育方針でいうと、親がどんな教育の原理や指針を持っているかといえば、
忠君愛国でもないし、イスラームの子でもないし、
考えても結局、子どもの特性を把握し、で決めるだけのびのびと育てる、位のことになる。

そこで次々に習いものをさせて、才能があるかどうか測定し、
そんなことを短期間したところで結局先生や周囲の子どもとの相性のほうが
大きな要因で才能などは測定しにくいわけだが、
そのうちにお受験がはじまり、みんなそれなりに収まるところに収まる。

その子の特性を生かすといえば聞き慣れた言葉ではあるが
要するに子どもの自己愛を満たすことしかしていないわけだ。

親としては、自己愛以外の普遍的な価値を自信を持って押しつけることができない。
もちろん、押しつけられるのは迷惑だから、
押しつけない方が上等だけれど、
結果としては、自己愛の肥大を招く。

そのうちに子どもは支配的依存を始める。
物質的身体的経済的には依存しているのに、心理的には支配しているのだ。

現実の親子を観察していると、
一方的な支配というものでもなくて、やはり依存し合い共存しているのである。
一体のものとして、その時々で役割を分担しあっている。

そのようにしてお互いを補完し合うことが人生のすべてになっている。
普通はそれだと経済的に困るけれど、他に収入があれば、それだけで生きていくことができる。
幸せなのか不幸せなのかすぐには分からない状態だ。

だいたいは母親と娘が一体になる場合が多い。
家族をユニットとしてみれば、現実的な交渉は父親が分担し、
母親と娘は夢を見ているだけでいい。
言い方を変えれば、都合の悪い現実を心理的に歪曲して、共同で幻想を作り出している。

たった一人の思い込みよりはずっと楽で自信も持てるらしい。
強烈なわがまま二人組で、これに対しては父親としても力が行使できない。
家庭では母娘の二人組が圧倒的に優位だからだ。

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日経8000円割れ、じりじりと円高

ダウ8000ドル台割れ
日経8000円割れ、じりじりと円高
ポンド、豪ドル、ユーロに対しても円高。
急激なのは一番困るが
じりじりするのもやはり困ることは困る

*****
プラウドタワー五反田の広告がたくさん
あまりにたくさん見かけると
よほど困っているように思える

*****
9-15 リーマンショック
10-23 グリーンスパン聴聞会
10-24 90円 7649円

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新型インフル、電話でタミフル

新型インフル、電話でタミフル処方 専門家会議が指針案了承

 厚生労働省は20日、新型インフル発生時には医師の電話診察だけでインフルエンザ治療薬「タミフル」などを処方できるようにすることなどを盛り込んだ新しいガイドライン(指針)案を新型インフルエンザ専門家会議に提示、了承された。医療機関に患者が殺到し、ウイルス感染が医療現場から拡大してしまうのを防ぐ狙いだ。

 通常、医療用医薬品は医師の対面診察を受けて処方せんをもらう必要がある。新型インフル発生時には例外的に、電話による診察で医師が症状を確認し、ファクスで患者の自宅に処方せんを送れるようにする。慢性疾患を抱え、定期的にかかりつけ医を受診している患者のみが対象となる。

 学校閉鎖については都道府県内で1人目の患者が確認され、感染拡大が懸念された段階で実施する。患者が確認されていない都道府県でも、近隣の都道府県で発生した場合などには実施を検討するとしている。



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歯槽膿漏

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こんなのがありまして、ほとんどなにもお手入れをしていませんでした。
気がついたら葉っぱの一枚がへたり込んで傾いていたので、
手に取ったらそのまま抵抗もなく抜けてしまいました。
おやおやと思い他の葉も確かめてみると
約半分が抜けてしまいました。
根が腐っていたようでした。

歯槽膿漏で歯がだめになるってこんな感じかなと思い
老齢を哀れみました。

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マスコミ改革

奥田氏がテレビ番組批判をして
トヨタのコマーシャル提供についても考えるといった意味の発言をして話題になった。

確かに問題はあると思うが、
ここの特別な問題ではないのではないか。
構造的な問題。

マスコミは問題が多いが
マスコミで働く人は普通の人たちだと思う

マスコミというものの構造を変えなければ
どんなに内部で自覚を持っても
外部が批判しても
元の木阿弥になってしまうだろうと思う

センセーショナリズムのチャンネルがあってもいいし
政治談義をして政治家に無駄話をさせてお茶の間の人気者にするのもいいし
政治家を呼んで怒らせて視聴率を稼ぐのもいいだろうし
ニュースなのかバラエティなのか分からない具合で
調査も何もしなくても作れる報道番組もあってもいい
新聞を並べておいて適当にコメントしてそれで視聴者を確保できるならばたいしたものだとも言える

そんなものもどんなものもあっていいと思うが
そうでないものも欲しいのだ

制作の都合、営業の都合、提供企業の都合、視聴者の都合、権力側の都合、
これらの総合で現状があるはずだけれど、
確実にだんだんだめなものになっていっている。

制作も、営業も、企業も、視聴者も不幸だ。
これは仕組みの問題だから
ネットがここまで発達したことも踏まえて
部分的にでもいいから、みんなにとって幸せな仕組みを考えたらいいと思う。

チャンネルが非常に限定されているからこそいろいろと統制ができるわけで
その利権を手放したくないのも分かるけれど、
いつまでもそのままでは情けない。

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優しい眼

あの懐かしい眼で、優しい眼遣いを
ただの一度でもして頂く事が出来るなら、
僕はもうそれだけで死ぬのです

『明暗』 夏目漱石



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国籍法改正案

国籍法改正案が18日、衆院本会議で可決され、参院に送られた。
母親が外国人で、結婚していない日本人の父親から出生後に認知された「婚外子」が日本国籍を取得できるようにする国籍法改正案は全会一致で可決。

*****
運用の実際によっては、日本人のDNAを持たない、法律的な日本人が増えていき、そのことが日本の政治も、社会も変えていくだろうとの見通し。
それを阻止するためにDNA鑑定でのチェックなどの話も出ていた様子。

いずれにしても子ども・若年者を増やして働いてもらわないことにはどうしようもないという認識も一方ではあってのことなのだろう。

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元厚生次官ら殺害事件

元厚生次官夫婦が死亡 自宅玄関で血流し さいたま、殺人の可能性も
 08/11/18
記事:共同通信社提供:共同通信社

 18日午前10時15分ごろ、さいたま市南区別所2ノ33ノ10、元厚生事務次官で全国生活協同組合連合会理事長山口剛彦(やまぐち・たけひこ)さん(66)方玄関で、山口さんと妻美知子(みちこ)さん(61)が胸から血を流して倒れているのを近所の人が発見し、110番した。2人は既に死亡しており、埼玉県警浦和署は殺人事件の可能性もあるとみて捜査を始めた。

 調べでは、2人は普段着姿で着衣に乱れはなく、胸には服の上から刃物で刺されたようなあとがあった。2人は山口さんが室内側、美知子さんが外側に、いずれもあおむけで倒れていた。凶器は見つかっていない。

 隣家の男性が、玄関扉の下から屋外に血が流れているのに気が付き、2人を発見した。鍵はかかっていなかったという。

 現場は埼玉県庁から南へ約1キロの住宅街。

 隣家の主婦(59)によると、同日午前5時半ごろ、山口さん宅の北東側の雨戸が開いており、居間の電気がついていたという。

 山口さんは、汚職事件で辞職した岡光序治(おかみつ・のぶはる)元事務次官の後を受け、1996年11月、厚生省(当時)の事務次官に就任。99年8月に次官を退任するまで、臓器移植法や介護保険法の成立に尽力した。

 2001年2月には旧社会福祉・医療事業団(現・独立行政法人福祉医療機構)の理事長に就任、今年3月に辞職。6月に全国生協連の理事長に就任した。
 
元厚生次官狙い連続テロか 東京でも妻刺され重傷 宅配便装い自宅襲う 
 08/11/19
記事:共同通信社提供:共同通信社

 18日午後6時半ごろ、東京都中野区の元厚生事務次官吉原健二(よしはら・けんじ)さん(76)宅の玄関前で、妻の靖子さん(72)が宅配便を装った男に胸などを刺され重傷を負った。同日午前、さいたま市南区の自宅玄関で死亡していた元厚生事務次官の山口剛彦(やまぐち・たけひこ)さん(66)と妻美知子(みちこ)さん(61)について、埼玉県警は殺人事件と断定。山口さん方でも犯人が宅配便と偽り玄関に侵入した疑いがあり、警察庁は旧厚生省幹部を狙った連続テロの可能性があるとみて、全国の警察に関係者の警備強化を指示した。

 官僚トップ経験者を狙った連続テロとみられる事件は戦後初めて。警視庁は野方署に、埼玉県警は浦和署にそれぞれ捜査本部を設置した。警察庁は19日、警視庁と埼玉県警の捜査幹部を集め、合同捜査会議を開く。

 厚生労働省によると、現在の基礎年金制度を創設した1985年の年金法改正時、吉原さんが年金局長を、山口さんが年金課長をそれぞれ務めていた。厚労省は歴代の事務次官、社会保険庁長官、年金局幹部の身辺警戒を警察庁に要請。庁舎入り口と大臣官房のあるフロアの警備員を19日から増やすことを決めた。

 警視庁によると、靖子さんを刺した男は身長約160センチ、30歳ぐらいで、野球帽をかぶっていた。靖子さんは「宅配便です」の声がして、玄関を開けたところ、いきなり胸など数カ所を刺された。政府関係者によると、救急車内では意識があり「主人が狙われているかもしれない」と話したという。警視庁は殺人未遂容疑で男の行方を追っている。現場から凶器は見つかっていない。

 吉原さんは年金局長や社会保険庁長官を経て88年6月から90年6月まで厚生事務次官を務めた。靖子さん、息子と3人暮らしだが、当時は外出しており無事だった。

 一方、埼玉県警によると、山口さんと美知子さんの胸にはそれぞれ鋭利な刃物で刺されたとみられる数カ所の刺し傷があった。山口さんの腕には、抵抗した際にできたとみられる傷もあった。遺体の状態などから、県警は17日深夜までに殺害された可能性が高いとみており、19日に2人の遺体を司法解剖し、死因を調べる。

 血痕の付いた足跡が山口さん方付近の路上に残っており、犯人は徒歩で逃走したとみられる。

 調べでは、山口さんはシャツにズボン、美知子さんはセーターにスカートの普段着姿。2人とも靴下をはいた状態で、靴ははいていなかった。室内に目立った物色の跡はなく、玄関以外に血痕がなかった。

 山口さん夫妻は2人暮らし。埼玉県内に住む長男(36)と東京都在住の次男(33)が18日午後に浦和署を訪れ、遺体を確認した。
 
11月19日 18時16分 NHK
東京・中野区の住宅で、元厚生事務次官の妻が宅配便を装った男に刺されて大けがをした事件で、妻は胸や背中など5~6か所を刺されていたうえ、両手には抵抗した際にできたとみられる切り傷が多数あったことがわかりました。警視庁は、男が強い殺意を持って執ように切りつけたものとみて、犯行の状況をさらに調べています。

この事件は、18日午後6時半ごろ、東京・中野区の元厚生事務次官、吉原健二さん(76)の住宅で、妻の靖子さん(72)が男に刃物で刺されて大けがをしたものです。靖子さんは、宅配便を装った男に対応しようと玄関のドアを開けたところを、いきなり襲われたとみられていますが、その後の調べで、靖子さんは胸や背中など5~6か所を刺されており、このうち左胸の傷は、肺の表面にまで達していたことがわかりました。また、刺し傷は背中にもあったほか、両手には抵抗した際にできたとみられる切り傷も多数あったということです。警視庁は、男が強い殺意を持って靖子さんに執ように切りつけたうえ、逃げようとしたところを背後からさらに刺した疑いがあるとみて、犯行の状況をさらに調べています。

また、さいたま市の自宅で殺害された元厚生事務次官の山口剛彦さん夫婦も、刃物で胸を数か所刺されていたほか、山口さんの両腕には刃物をよけようとして付いたとみられる傷があるということで、警視庁は、関連についてさらに捜査を進めています。靖子さんが入院している東京・板橋区の日本大学・板橋病院では19日昼前、石川誠庶務課長代理が報道陣の取材に応じました。この中で、石川課長代理は「昨夜10時30分ごろからきょう未明の3時すぎまで、7人の医師が胸や腕の手術を行った。吉原さんは、現在も集中治療室にいる」と話しました。また「警察が24時間体制で警備に当たっているが、病院側でも警察の指示に従ってセキュリティを強化している」と説明しました。

11月19日 18時52分 NHK
元厚生事務次官やその妻が相次いで襲われた事件を受け、警視庁は都内に住んでいる厚生労働省や社会保険庁の現職と歴代の幹部およそ60人について自宅周辺に警察官を配置するなどして警戒に当たっています。特に東京の事件の犯行時間帯と重なる夕方から夜にかけ態勢を強化するところもあり、異例の警戒が続いています。

今回の事件では、いずれも元厚生事務次官の自宅で本人やその妻が刃物で刺されて3人が死傷しており、警視庁は今後も、厚生労働省の歴代の幹部や現職の幹部を狙った犯行が起きる懸念があるとして、警戒を強化しています。対象となっているのはおよそ60人に上り、このうち厚生労働省の現職や歴代の大臣や事務次官、それに社会保険庁の長官経験者などおよそ30人については、自宅周辺に24時間態勢で警察官を配置させているほか、局長や審議官などについては警察官が自宅に立ち寄るなどして警備を強化しています。特に犯行時間帯と重なる夕方から夜にかけては、配置する警察官を増員したりパトロールを集中させたりするなど、警備態勢をさらに強化するところもあり、異例の警戒が続いています。

*****



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