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自己愛の繭に守られて向上心がない

漢字が読めない
意味が分からない
他人の言っていることが分からない
他人の気持ちが分からない
共感できない

こういったことは
おおむね、自分を守るために、繭の中に閉じこもっている結果である。

人ときちんと話をして、
人の話を理解して聞いていれば、
年をとってもいつまでも
そのままということはない。

しかしながら
このようなタイプの人の方が生きやすい時代にはなった。
その人が自己愛の繭に包まれて生きていても、
誰も文句は言わないし、
それが慎ましい市民の生き方だと思っている。
傷つけないし、傷つけられもしない生き方というものだ。

しかし自分は正しいとか自分の周囲は社会的常識があるとか言うようだと
それは社会を成立させている原理と見なしているものに対しての
理解が不足しているということになる
自分と自分の仲間は常識を持っているとみなして他人を批判してしまえば
この社会の原理を理解していないという結論になる

自己愛肥大型の人は、
自分に都合の悪い現実を否認してなかったことにする。
漢字はなかったことにするし間違いもなかったことにするし
都合の悪い現実はなかったことにする
話の合わない相手は常識がないことにするし
言うことを聞かない相手に対しては気持ちが通じないとする
向上心がないようだ

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自己愛の繭に引きこもることになる

麻生氏の医師批判発言に対しての感想

*****
怒りを通り越して疲れた・・・

他人のため、国のためにがんばってるつもりだったけど
ほんとにつもりで終わってたのかな

もう、自分の大事な人だけのために
生きていこうか

*****
このようにして
自己愛の繭に引きこもることになる。
それが現代。



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海を見ていた午後 荒井由実


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馬頭星雲とプレアデス・数枚



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日記と手紙

私は自分の日記と手紙を編集したいと密かに願っている。
可能なら。

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経済縮小の話

<パナソニック>藤沢工場を閉鎖へ 従業員など宇都宮に移す

 パナソニックは21日、カーナビゲーションシステムなどの車載用ディスプレーモニターを生産している神奈川県藤沢市の藤沢工場を年度内をめどに閉鎖し、宇都宮市の宇都宮工場に生産を移管すると発表した。従業員約190人も転属する。宇都宮工場は液晶テレビの生産拠点。同じ映像事業分野である車載用モニターも集約することで、効率化を図れると判断した。

 また、車載用テレビやワンセグ放送対応携帯電話用のチューナーを生産している岐阜県大野町の岐阜工場についても、09年9月末までに三重県松阪市の松阪工場などに移管する方向で検討する。従業員約840人は転属や、グループ内の配置転換で対応する方向で今後、労使で協議する。

液晶パネル:シャープ、パナソニックが減産を検討

新世代DVD「ブルーレイ・ディスク(BD)」録画・再生機の新商品が、家電量販店などの店頭に出そろった。BD録再機はまだ普及率が低く、消費低迷の中、今後の売れ行き増が見込める数少ない有望商品。次世代規格の一本化後、初の年末商戦を前に、パナソニック、ソニー、シャープの3強による激しいシェア争いが繰り広げられている。

 市場調査会社BCNの調べでは、10月のBD録再機のメーカー別販売台数シェアは、パナソニックが38.9%、ソニーが31.2%、シャープが28.4%と、大手3社が98.5%を占めた。今春まではソニーとパナソニックが2強だったが、夏のボーナス商戦を機に液晶テレビとのセット販売戦略でシャープが急浮上。三菱電機、日立製作所、パイオニアなどもBDを発売しており、巻き返しを狙っている。

*****
BDの画質ではPanasonicが先行していて、ソニーが追いかけているらしい。

有効な雇用をどう創出するか、みんなで考えたい。



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バーチャルなものが子供達から力を奪い取っている

バーチャルなものが子供達から力を奪い取っている

 宮崎監督は2008年11月20日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で講演した。この中で、現在の日本は自分の子供達にどんな未来が待っているのかについて非常に大きな不安を持っている、としたうえで、「日本に一番必要なのは日本の政府が言っているようなくだらないことではなく、子供達のための環境を整えること。もっと子供達の能力を信じ、力を引き出す努力を日本が推し進めることだ」と語った。

 しかし、宮崎監督は現在の子供達の環境がアニメ、ゲーム、携帯、マンガなどバーチャルなものばかり。そんなバーチャルなものが子供達から力を奪い取っている、と指摘した。そして、「自分達のアニメの仕事も同様で、それが自分達の抱える大きな矛盾。その矛盾の中で、何を創ればいいのか、いつも自分たちに問い続けながら、映画を作っている」と語った。

 その後の記者との質疑応答で、麻生首相がマンガ好きであることを大々的に公言していることについて、どう思うか、と聞かれると、

  「恥ずかしいことだと思う。それはこっそりやればいいこと」

*****
バーチャルとリアルの変換を自由にできるようになりたいと思う

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時間は過ぎる

老化をはじめ
もはや自分ではどうにもならないものに
取り囲まれて
この一年も過ぎてゆく

だんだん演ずる側ではなく観る側になっている

そのようにしてエネルギーを節約しているのだろう

静かな崩壊を見つめ続ける

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戦勝国のノリが遠くなる

なるほどそういう面があるかもしれない。

*****
マッケイン世代というのはもう、完全に戦勝国のノリです。大体が

「君たちはおれの言うことを聞いていなさい。」「はい、すみません」「うむ、よろしい」、

という会話になります。何をやるにも「パパー、どうしよう」、というわけですが、そこはパパなのでちゃんと面倒を見てくれます。楽でいいといえば楽でいい(政治はいまだにこのレベルだから困るんですが) 。

その後にいわゆる50sがいて(日本でいう団塊の世代)、そこまで頑固ではないのですが、これはこれで古いアメリカ・・・しかも成功体験・・・を引きずるのです。

つまり日本はあくまでも敗戦国であることからさらに、

「ここまで来られたのはすべて俺たちのおかげだろ? 車にしても家電にしてもアメリカが発明したものをうまく加工しただけで、それができたのもアメリカが必死になって世界中で戦ってきたおかげだしな、アメリカの力なしにはできなかったよな、わかってるよな、おい」 「はい、すみません、よーくわかっております」、

という会話。いづれにせよ、なんだか「はい、すみません」って終わりがちなんですよ。

で、このオバマ世代。まあ、私の世代ね。そして支持率を見るとそれよりみんな若い世代中心だよね。彼ら若い世代はどういう世代かというと、下手をすると野茂をみてあこがれて野球を始めたり、イチローのまねをしてメジャーを目指したり、なんてことがおきてる世代です。 周りに日本が自然に存在した世代、といってもいいかもしれない。

たとえば私と同年齢のアメリカ人の親友。
ここ何年か息子のためのポケモングッズ集めで必死です。お陰で、日本にいる私は大変で、小さい子供もいないのに、近所のおもちゃ屋さんのヘビーユーザーに登録されてしまっています。それに彼のポケモンの知識は私の比ではありません。

今年成人した親友の娘さんは子供の時セーラームーンが大好きでおかげでなんらかかわりのない私までセーラージュピターのおもちゃなんかを今でも持っていたり・・・

「子供ってなんであんなにポケモン好きなんだろうね、でもピカチュウって大人から見てもかわいいよね。」という会話にもなるんですが、 その会話のあとには「はい、すみません」は付かないですよね。

恐らく「日本はおもしろいものをつくるね~」という向うの感嘆符で終わります。そういう関係になりつつある訳ですよ、国全体が。(単なるアニメブームなんて薄っぺらい表現を使ってはいけません)

確かに、これからどうなるかは不明です。ただ、バックグラウンドとしてこれだけ私たちと似たような、かつ均質な価値観をもっている世代が向こう側は思い切りステージに飛び出してきた、ってことはまさにCHANGEでありCHANCEです。それを生かすも殺すも実はこちら次第で、とても大事な転換点だと思っています。 カードはこちらにあるのですよ。

メジャーの監督にこれだけ日本球界経験者が多いのは偶然には見えません。マネージメントといえばアメリカ流がありがたがられるビジネス界ですが、もしかするとそれは違うんじゃないのか??

日本流マネージメントがアメリカの国技である野球にでさえ見られるのはなぜか?? という疑問すら今まではあまり正面切って議論されることはなかった(少なくともアメリカでは)。

それがほんの少しでも議論してみるかね、とアメリカが思い始めている節があり、それが集約してこのCHENGEとなったと見られなくないか。 戦後初めて本当の意味で対等に話ができる素地ができたと、と言えるんじゃないかと思うのですよ。

 



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不況と詐欺

不況になるとますます詐欺が横行する。
人間とはだます動物である。

著作権というものが
また実にせこいもので
考えさせられる。

以下の文章採録。

*****
小室さんの事件には驚いた方も多いかもしれません。

まあ、ここではっきり書くわけにもいかないのですが、この種の著作権に絡んだ詐欺事件は枚挙にいとまがありません。まさに今回のようなケース、ではあるのです。

つまり、著作権、特に音楽、映像などのものは実は大部分が証券化も含めて「外出し」されているんですね。権利そのものの管理の問題もありますし、まあ、専門家に任せた方が権利ビジネスとしての幅が広がる訳です。「もちやはもちや」、ですね。

所がしばしば、

「本当は俺が権利をもっているんだぜ」、

という奴が現れるのです。マイケル・ジャクソンだったり、一頃はローリング・ストーンズの著作権なんてのも流行った。もちろん詐欺なんですよ。一緒に写ってる写真かなんかを見せる訳。おれ、ぽんゆうで頼まれてさ。あちおちばらまきたくないから内緒の案件なんだよ、と来る訳ですね。

で、今回厄介なのは本人が出てきたこと。

最終的には「じゃ、マイケルジャクソンに会わせてよ」、と確かめれば終わるのですが、本人がそこにいるとなるとなかなか見破れない。

実は本件、昨年から話は結構あって、その道のプライベートバンカーの間では有名な案件だったそうです。事実私にもお二人ほどから相談があった。

「本人につながりますか」、と聞いたら「一緒に飯食った」、という訳ですよ。
そうなると、さすがに本当かなー、と思って金額を聞いてみたら800曲で10億円という。あー、それは安すぎるので偽物ですね~、というアドバイスをさせて頂きました

まさか本人が、という気があったのも事実ですが、決め手はやはり金額でした。安物買いのなんとやら、で、ゼロが一つ違ったらもっとたくさんの人が騙されたかもしれないな、と思います。こういうふつーの金銭感覚はとても大事で、カップラーメンが一つ400円という人に健全な経済運営が任せられないのは当然なんですね。

かくいう私も20年以上この仕事をやっていますと、まんまと騙されてご迷惑をおかけしたこともあるのです。高い授業料でしたが分相応の金額だったので東京湾に沈まずに済みましたし、こうして御裾わけができる、という訳ですね(笑)。

念のため過去3年間程度、プライベートバンカーの間で出回っているあやしいディールをご紹介しておきましょう。ひっからないように(笑)。

1.イラク・ディナール預金(今なら高レートでいつでもドルに交換できる・・・外国人はイラク・ディナールで預金できません)

2.本土の中国人なので割り引けないから半値でいいので割り引いてくれ、という香港上海銀行の手形(これは本当に香港上海銀行の名刺をもったおっさんが現れるらしい。名刺はもちろん偽造)

3.沖縄のオリオンビールの買収案件(本土販売先のアサヒとの関係を解消したいので独立したい、と沖縄の大株主が希望している・・全くのうそ)

4.尖閣列島の原油採掘権(通商産業省の認定書あり。そんな認定書はないでしょ!)

5.ブルーベリーなどの果実の木を買いませんか。年間4%の金利は保証。プラスブルーベリーが手に入ります(ブルーベリーができる前に本人がいなくなるでしょう)

6.一口5万円で映画製作に出資しませんか。エキストラ出演権付き。将来上場を目指しており、20万円分の株券と交換します。(金融庁にすぐ行きましょう)

7.ナイジェリア大使館の家賃を建て替えて欲しい(本国からの送金が遅れているそうだ。本当なら正式なルートで日本政府に依頼がありますので我々に出てくる筋の話ではあいりません)

などなど、まあ、みなさんよく考えるもんですね。
だいたい、各種事情により先にいくらか入金してください、というのが手口でそれを集めて逃げるというパターン。今回のように一発で、というのは結構珍しく、その意味では本当に困っていたんでしょうね。

いずれにせよ、金融証券取引法でかなり幅広く網をかけられますので、警察に相手にされなくてもとにかく金融庁には相談してみる、という手はあり、です。



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スザンヌ

スザンヌ発言。
「おバカ首相」じゃさすがにまずいです・・・

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グリーン・ニューディール

規制強化すればアメリカから逃げるだけだとの話。
アメリカから逃げても商売はできない環境を国際的に構築してしまえばできるのだけれど、
国際協調は多分できない。

グリーン・ニューディールということで環境を振り回されると
ホンダの燃料電池自動車とか三菱の電気自動車の技術をとりあえず
GMに提供という話だってないではないと思う。

以下の文章採録。

*****
こんな状況でもびくともしていない投資会社やヘッジファンドはかなりの数のものがアメリカには未だに存在する訳です。

世界でこれだけ流動性があって、自由公正で、かつ、税金も妥当でビジネスの環境が整っていた、という国はアメリカをおいて無かったのです。

ソロスが心配しているのはそういう状況で、ここで妙な規制を取り入れると、そういった勝ち組の連中(つまり、今後もたくさん税金を払って人を雇ってアメリカ経済に貢献する人々)が逃げてしまい、国内にはそれこそ「GMの残骸」のような妙なものしか残らなくなったらどうするんだ、という議論です。

アメリカ国内には最早あまり用がなさそうな会社・・・・代表的なのはコカコーラですが・・・・こういった会社の株価は思いのほか堅調。

考えてみれば当たり前の話で、中国人のほんの5%の人がお茶を止めてコーラを飲めばアメリカの消費量を軽がるをクリアーする訳ですから、アメリカの消費が落ちてもあまり怖いことはない、ということですね。

しかし、皆さんの想像と違い、アメリカ人はかなりコンサーバティブで、大陸の国が平気で本社をロンドンにおく、といった欧州気質とは対極にあります。ニューヨークからロスには移動するのですが国境をまたぐことはまれです。

でも今回はわかりません。ましてアメリカ国内にかなりの規制が取り入れられるとなると・・・

GM救済に多くの人が反対するのはこういうことも原因の一つです。自由な競争を阻害する要因をこれ以上増やすのはどううなのか、ソロスが投げかけているテーマは重いものがあります。

GMの「経営失敗による運転資金不足のしりぬぐい」をすることには抵抗が強くても、新しいアメリカを目指す、グリーン・ニューディールというテーマから見て、「環境対策のための新たなる投資」としてGMやフォードに金を突っ込むことはあり、です。

日本の自動車会社もアメリカの環境対策という名目では協力を断りにくい。既に外堀は十分埋まっています。

それにしても、そもそも救済したはずの金融機関の株価が軒並み元の水準を下回ってきた現実、嵐はまた来ます・・・・

 



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下げ続ける金融セクター

経済のことは受動的で
自分は末端だと感じている人が多いと思うのだが
そして専門用語がいろいろと出てきて分からないし
結果がこの間まで言っていたことと違っていても
その理屈を聞いているうちにまたなんだかそのように思われてくるしで
結局翻弄されていると感じているのが大部分であると思う

以下の意見があるので採録。

*****
マジで忙しいんですが、新聞、どこも書いてくれないし。テレビに期待するだけ無駄だしね~。えーい、書いちゃいましょう。 結構重要なことなので走り書きですがそのうち詳細を書きますのでいまは皆さんの想像力を使ってくださいね、超能力じゃあ、ありませんよ(笑)

さて、今何が重要か。
昨日のニューヨークの下げは注目です。
質的にはこれまでとはっきり異なったサインがでました。これまでも怒涛の下げも上げもあった訳です。
ダウ、SPを見ている限りはそうですね。ただひとつ、一番重要かつ注目の金融セクターでは…

連日さまざまなベイルアウトが発表され、もちろん今現在は、「GMこけたらみなこける」という環境ではあるものの、あの9月の公的資金注入やモルスタ、ゴールドマン普通銀行化発表後リバウンドしてからずーっと、上がらねばならぬのにじわじわ下がり続ける金融セクター。 なぜだ!? とお思いの方は多いはず。

昨日のSPはついに「その他金融」、「投資銀行」セクターが値下がり1,2位を独占。その中であのAIGのニュースですね。

 日経の見出しはトップではなく、しかも

AIG資本注入4兆円

ときた。

もおー、勉強しなさい! よく人の話を聞いてらっしゃい! 現代国語の入試なら零点だよ、君たち!! 大事なのは資本注入4兆円ではない。

私がデスクなら

AIG,政府融資枠850億ドル機能せず、追加対策迫られる、

となる。 その証拠に今回使われている資金の使途を見てみよう。

CDSの信用補完のために保有していた債券やその他の資産の買取のためにAIG50億ドル出資、政府300億ドル融資のCDOを組成。

さらにバランスシートに乗っかっているその他の債券(売れないで残っているんだからCDOの債券ということでしょう)の買取のために同じくAIG10億、政府225億のCDOを組成する。

CDO危機を救うCDO買取のために、CDOを作らざるを得ないという現実。そしてそもそもエクイティーに投入したAIGの資金そのものも公的資金であるよ・・・

細かい話だが当初の融資に対する金利もいつの間にか引き下げられている(払えないとみたのでしょうね・・・・)

政府当局の当初の発表どおり、これら、棄損したCDOが本当に売れる債券で、かつTARPで十分な量があるならCDOなんて作らずにフルエクイティーで政府が取りに行けばよい。わざわざクッションを作ってレバレッジを効かせている理由は現債権の回収に不安があることと、レバレッジを効かせなければ資金が足りない(あの、70兆円でAIGたった一社さえ救済できない可能性があるのだ!)事に尽きるわけ。

CDOで出た損失をCDOで救済するなど、ジョーク以外の何物でもないですね。

つまりこのやり方では、資金は足りないし、CDOを使う以外にないのです。「CDOの孫」を作り出してどうするのか・・・

この、AIG1社救えないテイタラクで本当にGMだ来たらそうなるか。もう考えたくもないですよね。 ですから、中途半端に資本注入したり、融資枠をつけてもだめですよ、と散々ここでも言ってきた訳ですが、処方箋は簡単で、すべてを明らかにする時間稼ぎのために、期間限定で全金融機関の決済を保証する、のが第一段階。

そして、とにかく全部、全部ですよ、一度政府の買取機構で買い取って、これは税金を使ったのだからしっかりディスクロさせて、ほとんどのCDOが実際にほとんどゼロバリューだという判定をし(中には多少の価値はあるでしょうが)、それを組成した会社別のランキングでも作ってそれぞれの販売責任を明確にした上で、さらに政府資金を投入する。

投入する是非を問うて神学論争をしている場合ではなく、投入するから投入する!ただし、海の深さを測らずに投入しても無駄ですよ、ということです。さもなくばいつまでたってもお互いの信用は回復しないのです。この状況でいくら資金を投入しても資金回収をしておしまい、になるのです。

ということで、今回のAIGの状況は、ここで政策を、それこそ「CHANGE」できるのか、最後の賭けになるかもしれませんね。 GM, 株価はゼロなんていまさら発表しても遅い。とっくにゼロですって。

結局、その他コスト、年金負担だとか、さまざまな組合コストなどをどれだけカットできるかにかかっているわけで、その意味ではこれはすでに政治マター。更なる介入が必要になっている訳ですね。こうなるとジョークです。

上場してはいけない企業を上場させたり(日本にもたくさんあります)、民間に任せてはいけないものを散々民間に任せると(社会保障や医療関連は間違いなくそうでしょう)ろくなことは無い訳ですが、一方で民間で完結できるものは完結しなければならない、という当たり前のテーマをオバマ大統領は考える必要があります。GMはその意味で試金石ということになりますね。

モラルハザードにならぬよう、ここはしっかり抑える必要があるのです。



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ある官僚経歴

ある官僚経歴
(72歳)厚生年金事業振興団理事長
1955年 4月 旧厚生省入省
88年 6月 厚生省事務次官
90年 6月 退職
1990年11月 厚生年金基金連合会理事長
1999年12月 (財)厚生年金事業振興団理事長
厚生省での報酬・合計 4億8919万円
給与 4億0331万円
退職金 8588万円
厚生年金基金連合会理事長の報酬・合計 2億0419万円
給与 1億7353万円
退職金 3066万円
(財)厚生年金事業振興団理事長の報酬・合計 9900万円
給与 8414万円
退職金1486万円
総合計 7億9238万円

*****
高齢になって大金を手にしても
使いようがなくて相続に回るのだろう

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