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基礎的欲求抑制による自己愛の満足

食欲や性欲を抑制することによる自己愛の満足という回路もある
たとえば摂食障害の一部はそういう系統のものだろう
性的な抑制も自己愛の満足につながることがある

微妙に違うのは、
自己愛の傷つきを回避するために
欲望を断念する場合がある。
これが構造化されると超自我になるといわれている。

フラストレーションに耐えると自己愛が高まる。

耐え過ぎも困るのであるが。

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貪欲の解釈

GMの社長さんのように貪欲な人をどう解釈すればいいか
問題なのであるが
使い切れないほどのお金を貪欲に獲得しそれを無駄なことに使うというパターンは実に多くて
庶民からすれば現実的な態度ではないので理解しがたいのだが
ひょっとすればそのような集団仲間では普通のことで
彼らは何が理解しがたいのかが理解しがたいのかもしれない

だからこそトリクルダウンの話も成立する

だとすればそのように人たちに公的なお金を注入するのはどうかという話になる
アメリカのことだから関係ないようでもあるが
回り回って日本人のお金も使われているのかもしれない

たいていは理解も評価もされないで自己愛が満たされないので
それがつらくて代償行為としてそのようなことをしているとみる
しかしそれが三大自動車会社のCEOにまでのぼりつめた人たちで、三人とも同じだったのだから
個人的な事情ではないことになる
やはり庶民には理解しがたい

プライベートジェットほどではないけれど
大きな車に乗りたいというのも
代償的な行為なのではないかと考えてみるわけだ

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傷ついた自己愛を修復する方法

人間だから生きていれば自己愛を傷つけられることもある
たとえば8丁目にせっかく遊びに行っているのに
タレントの誰某に似ているなどといわれて傷つく
もちろん向こうは褒めたつもりなのだろうが
価値観が違うのでそんなことをいわれると傷つく

という具合でいつも傷つくのだが
その場合にどのように修復するが大切である

方法は二つあって、現実を否認するか、自分の考えを変更するかである。

現実を否認するには
誰か別の人を捕まえて誰某には似ていないといってもらったり
鏡や写真を見て確かめたり(それでも似ていないと見るのだから現実否認である)
なるべく忘れるようにしたり
それをいった人は考えがおかしいとか
その人が内心で思っていることは別なのだとか
おおむねをいえば
自分の内心の考えは訂正しないという一貫した方針がある。

これを自己愛肥大方向の解決と呼ぶ。

自分の考えを変更するには
自分の写真と誰それの写真を見比べて似ているかどうか見ればよいので
人間だから似ていないこともないだろうし
さらには
いわれるのがいやだったら
こちらがどこか変更すればいいのだろうと考える

これを現実的自己愛方向の解決と呼ぶ。

比較すると現実的自己愛方向の解決の方が賢いと思われる。

人間はいつでも現実的自己愛方向の解決が可能であるわけでもないので、
多少は自分を守るために嘘も否認の必要なのであるが
極端になるとやはりよろしくない。
うぬぼれていると評されておしまいである。

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エロス的関係

エロス的という言葉を説明するときに
母親のおっぱいと赤ん坊の唇、
男女の性愛を例にとる。

両生類には乳房もないし乳首もない、唇もない。
その状態から出発して
母親の乳首ができて子どもには唇ができて
実に不思議なことだが授乳ができるようになった。

実際の進化の過程を見てみたいものだが、
これは同時に起こらないとお互いに無駄なことになるので、
淘汰圧がどのように作用したものか、
難しいところがある。

たとえば最終的には乳首と唇の関係になるとしても、
最初の淘汰圧は、男性が女性の乳首に強く反応してセレクションがかかるとか、
赤ん坊の唇ができると食べ物をこぼさないので有利になるとか、
そんな事情があったかともしれない。

一応お互いにそのようにできあがってしまうと、
赤ん坊のおっぱいが欲しいという欲求と、
母親のおっぱいを飲ませたいという欲求がいったするというのが
エロス的関係である。
相手のことはあまり考えなくても、自分の欲求に従っているだけで、
ぴったりうまく相手の欲求を最大限に引き出してうまくいってしまうという状況。

実際にはどうかよく分からない。
そんな母親がどのくらいいるものか、そうでない母親は本能が壊れているといってしまっていいものなのか、
そのあたりも実際は分からない。
ただ、お話としてはそういうことになる。

男女の性愛場面でのエロス的関係も同様で、
どちらかが自分勝手に満足していてあいては満足していないということにはならず、
かなり自分勝手に振る舞っても結局は相手の欲求を最大限に満足させる刺激になり解決になるという関係である。
これもやはりお話の部分が多くて、
実際はどうかとも思う。

男女の場合でいえば、妊娠するためには排卵期に射精があればいいだけなので、
特にエロス的関係の成就を設定しなくても、子どもは残すことができる。

しかし理念としては時分の快感が同時に相手の快感であるという
真人に円満な関係であって、そのようなものをエロス的と名付けている。

丸く収まるいい関係である。

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あの人は自己愛的

あの人は自己愛的
と表現するとき何を意味しているかといえば、

自分の心にだけ関心がある
自分の心と自分自身にだけ関心がある

周囲との関わりは二番目である

自分本位である
独善的である
周囲に思いやりがない
うぬぼれている
自分が不利になると現実を見ないようになる

といったような意味になる

しかしこれが極端だとまずいけれど
ある程度こうした要素がないことには
生きていくことが難しくなるだろう

内心は自己愛的でいいと思う
ただ人とつきあうときには
あるいは社会人として振る舞うときには
引っ込めるところは引っ込めるということだろう

あなたがもしすばらしいピッチャーだったとしたら
そのときは内心では自分の球を信じてどんどん挑めばいい
ただインタビューではキャッチャーのリードがよかったと褒めておけばいい
そんな出し入れである

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銀座 古内東子

http://www.youtube.com/watch?v=z8ebqeQqWB8&feature=related

銀座に地下鉄で行って
別れた人を思い出して
少し前向きに意味づけようとしている歌
と受け取る

地下鉄で行くというのがいい

東京に住んでいると
車や電車で出かけるところといえば
逗子、鎌倉方面になるかもしれない
若い人ならディズニーランドか

もう何年も出かけていない
基本は海だから
変わっていないのだろうと想像する

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脳の種類

脳の特性にもいろいろあるが
次のような分類はどうだろう

1.だいたいどんなものでも入る性能のよい容れ物
たぶん歴史とか地理とか法律とかそういったものは
先天的に分かるものではないし
いつどこに生まれたかでずいぶん知識の内容も考え方も違うのだと思う
博学な人
しかしコンピュータでいえばハードディスクが大きくて検索が速いというだけ

2.論理がきちんとたどれる脳
人と話していて納得させられる論理の脳
自然法則と即応しているかどうかはまた別
中世の神学論議とか
ローカルなルールをきちんと理解できているというだけ

3.自然法則があらかじめインプットされた脳
これは数学とか物理学が先天的に分かる脳で
しかし法則の定数をずらしたり
基本仮定を変更すると分からなくなる脳
しかし現実世界では急に物理法則が変更されることは起こらないので
充分に安定した脳

4.自然法則の定数や基本前提を変更しても理解できる脳
これが多分一番出来のいい脳

コンピュータが脳の代わりをするようになると
脳ができることならコンピュータもできるような気がする

コンピュータで人間の精神病のシミュレーションができるかどうかは
昔から話題になっている
いくつかのモデルも提案されているが
趣味の範囲内のようだ

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カエルとラナウィルス

ツボカビでカエルが大量に死んでいるとの話を聞いていたら
今度はラナウィルスで大量に死んでいるらしい

両生類などはずっと安定して生きてきたものだと思うのだが
どうしたというのだろう

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ヘッジファンド規制

G20とかでヘッジファンド規制をしても
多分装いを替えて新商品を発売するだけで
規制はいつも後追いになるはずだ

新金融体制とかと言って目くらまししているが
何も変わらないはずだと思う

今回はアメリカでバブルだったので影響が大きかったけれど
今までも各地で発生しては慌てていたはずで
これからもそのはずだ

グリーンスパンを謝罪させた勢力が今後
アメリカドルなんかどうでもいい自分たちが生き延びればいいと考えるのか
アメリカドルを守りたいと考えるのかでずいぶん違う

そんなに急に変えるなよという圧力といま調整中なのだろう

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頭が固まる

ずっと同じ姿勢で続けていると
頭も固まるよ

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人生の大切な選択

人生の大切ないくつかの選択場面で
常に間違ってきたような気がする

それにも理由はあるのだが
未来が見えていなかった

大きな選択で長期に影響を与える根本的な問題で
常に短期的な志を選択してきたように思う

性格だと言えばそれはそうだが
別の人生もあったのにという気がしないでもない

人生の矢印.JPG
いけない
これだと時間が逆向きに流れている


7d@.JPG

こんなにも画一的でもない

人生矢印.JPG
悩みながらジグザグ

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銀行と銀座

金行と金座ではなく
銀行と銀座なのだから
銀が大事なものだった

銀本位制で
金と銀のどちらを「おかね」と呼んでもよかったのだろうと思う
いまは「お金」という文字を当てている
「お銀」と書いて「おかね」としてもいいはず

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ユーロ

自分たちの共同体の名前をユーロと決めて
それをそのまま貨幣単位の名前にしてしまうのだから
ユーモアがないことだ

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子どもの自己愛

子どもが幼児的自己愛を持ち続けて
ネット社会で持続して
成長の機会を逸しているということになるのだが
成長の機会を教育が用意して与えることが
是非必要だろうと思う

何かいいところを見つけて褒めてあげるという
単純なことだけれど
そこから出発して
適切な目標設定をして
積極的に導く

教育が機能して
大人になったあと元気に活動するようになる

挫折した自己愛があるということは
自己愛は依然としてあるのだから
手がかりはある

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自由なハンドル

創作のプロセスでは
うぬぼれに満たされた
自己愛的状態であってもいいと思う
むしろその方が
ハンドルが自由になるだろうと思う

現実を受け容れることが最終的な目標なのでもないのだ

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現実のこっち側と向こう側

現実から目を背けて遠ざかり自分を守りたいときは
ネット社会はとても居心地がいい
昼夜逆転がなおいい

現実に戻り直面したいときは
他人に自分のことを話してみるのがいい
そして時間割通りに生きて規則正しい睡眠をとるのがいい

朝目が覚めてしっかりと現実の地面に立つ

ネット社会を現実逃避の場ととらえて悪い面ばかり言われるが
現実に逃避するという言い方もあり、
つらいことを忘れるために仕事に没頭したりする人も結構いるものだ
とりあえず仕事をしていれば
悪い人だとかだめな人だとは言われなくてすむ

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幻聴の細分化

聞こえないはずの正体不明の声を
全部幻聴としてひとまとめにしているのもずいぶんおおざっぱな話だ

頭で考えたことが
文字になって見える人と
声になって聞こえる人とがいるようだ

声の方が圧倒的に多いと思う

声になって聞こえる人は
語る人や歌手がいい

文字で見える人は詩人の方がいい

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深い部分の究極の能力

人間の深い部分の究極の能力は
ぬくぬくとした文明の中だと発揮されないだろうと思う

もともとこんな環境で脳が発達したわけではないから

かなり危機的な状況になって
はじめて発揮される能力があるだろうと思う

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眠る脳

脳は機能していない部分が
ほとんど大部分なのだという説は信じられるだろうか
人体はこんなにも無駄がなくて精巧にできているのに
脳の大部分が無駄だなんて
そんなことはないだろうと考えれば
SF的な話につながる

脳の中で
無機能部分と考えられている部分は実は何かの機能を果たしている

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何重にも生の現実から自分を隔離している

こうなると年をとったということなのかな

自分の遺伝子とかではなくて
遺伝子の集合として考えているようだ

さらっと

手の甲の皮膚に老いを感じる
少しだけシミが見える

何重にも
生の現実から
自分を隔離している気がする

結局時間切れになることを見越して
手を付けずに
過ごしている

本質的解決を先送りする

現実を少しずつ変形して
受け入れやすい軽い幻想を作り出している
それを何重かに張り巡らせて
自分を守っている
何という臆病
何という怠惰
なんという回避、そして引きこもり

周囲の人を見渡してみる
大差ない
それで安心もする

楽な道があったらそれでいい
もう充分だ

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すっきり自己愛

もう最近は
わがままでいいじゃないかと思います

永遠に生きるのでもなし
ちょっぴりだけこの地上に生きて
そのあいだ自己中心的でも別にいいだろうと
思います

自己愛も結構じゃないですか
傲慢で褒められたくてことの気持ちが分からなくて自分優先で
いいことです
すっきりしていて

裏も表もない

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笑う人

あの人は思いっきり悲しいんだけれど
人には笑って元気よく話してしまう習慣で
損をしていると思う

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ミツバチが花粉にまみれて

ミツバチが花粉にまみれて
必死に無我で飛んでいるのは
美しいと思う

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愛も30過ぎてから感じるものかもしれない

伝統的にうつは30を過ぎた頃に起こるものと考えられていた
うつを病むに足るだけの内面の成熟が必要だからである
社会の側も責任を要求することが必要だからである
最近は少し風向きが違うけれど

愛の感情も
30くらいを過ぎてからやっと生まれるのかもしれない
性欲も自己愛も過ぎてしまった頃に
感じるものかもしれない

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風のガーデンの少年

風のガーデンの少年は
純粋でいいと
心地よく思うのはどうしてだろう

現代に生きるネット少年の比喩になっているのかもしれない
現実と一枚膜を隔てたままで生きていて
相手をガブリエルと呼べる少年は
いいと思う気持ちがある

ブリキの太鼓の少年と重なる

一方
少女は早熟なのだ
たぶん

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おっぱいとコマーシャル

お母さんが赤ん坊におっぱいを飲ませるのと似ていて
コマーシャルを通じて企業は商品を提供している
買うことで安心して友達とつきあうこともできる

しかしどちらも提供されるものを受け取るばかりである
母親や企業の都合で結局は決められてしまう

そこに根本的な無力感がある

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CMは自己愛を刺激している

CMは食欲や性欲を刺激するのではなく
自己愛を刺激していると思う

食べ物のコマーシャルにしても、
どんな味でどんなに安いかよりも、
それを食べたらどんな自分になれるのかのイメージを提供している
一般の人向けに大量宣伝するのだからそんなに桁外れのイメージは出せない
似たようなものがたくさん

食べ物を買うよりも自己イメージを買うことに近い
これはどんなビールなのかを繰り返し聞かされる

ひっきりなしに流れるコマーシャルと
雑誌に挟み込まれる大量の広告とで
若いうちはしばらく退屈しない

最近の若い人は大変だとも思う
本もたくさん、ビデオもたくさん、ディズニーや海外旅行など体験すべき項目もたくさん、
途中まで行った頃は最初に読んだ本も忘れているくらいだろう。

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映像文化と自己愛の親和性

映像文化と自己愛は親和性が高いと言われる。
文章で構成していくイメージは、
内省的にもなり、自己分析が始まり、
そのプロセスで幼児的自己愛から社会的に肯定されるアイデンティティに移行することが多い。
言葉を使うということは社会化するということだ。

幼児的自己愛が幼児的なままでいるためには
文章よりも映像イメージの方がいい。
うっとりしている間に年をとる。
そしてそれはそれで幸せだと思う。
許される限り自己愛的でもかまわないとさえ思う。

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立ち直りの早い人

失恋からの立ち直りの早い人を見ていると
気持ちの切り替えが早いと言うよりは
要するに美化と献身を相手に示されれば、
あるいは自分が示すに足る相手と思えれば、
それでいいらしくて、
何のことはないのだ。
コカコーラがないなら、ペプシコーラでもいいというような具合で、
バイオリンがなければピアノでもいいらしくて、
立ち直りの悪い人の方がなんだか誠実にも思える。
ダメージは軽い方がいいけれど。

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私のどこが好き?

私のどこが好き?
なんて聞かれて最初は適当に答えていて調子がいいのだが
ある時点からは
どこも好きじゃないよ、まだそんなことしか言えないのかな、だからつまらないんだよ、
などというように変わってしまう。

どこが好きと言っても、
雑誌にも書いてあるような、映画にも出てくるような、そんな恋愛をしているだけで、
なにも必然的な理由があって運命の恋愛しているわけでもない。
恋愛とはこういうものだろうという空想があって、
それをきちんと満たしてくれる相手がいるからそれでいいと思うだけ。
食欲と性欲と自己愛が満たされる。

相手がとても気に入るように振る舞うことがうまいだけ。
ある意味で合わせている。
相手がまじめなら、そのまじめな自己愛を満たすように振る舞うのがうまいだけ。
そんなことがうまいのならば誠実であるはずもない。

しかしそんなことが下手ならば恋愛に向かない。
むしろお見合いで話をまとめた方がいい。

自己愛人間同士は難しい。
難しいが微妙にマッチすることもあるのだ。
相手が適当に夢を見て自分を賛美している限りにおいてはつきあえる。
現実を見て批判したり、ましてや相手の欲求よりも自分の欲求を優先させるような言動があったりすれば、そこで終わりになる。

ここが難しいのだけれど、
実はいつでも自分の欲求が一番大事なのである。
しかし自分第一で振る舞いながら、お互いに夢を見ているので、
相手は自分を優先していてくれると思い込むことができるのだ。
お互いに自分第一なのだけれど、相手はパートナー第一主義だと錯覚できる。
そのような組み合わせがある。
幻滅するのも時間の問題ではあるが、最初のうちはうまくいく。

この人たちに愛とは何かと聞いてもよく分からない。
欲求や献身や利己主義、利他主義といった各パーツについてはくっきりと認識できている。
しかし恋愛とは何と聞かれて、いつでも自己愛の下に恋愛があるので、分からない。

雑誌や映画には自己愛以上の恋愛がありそうなのだけれど、
それは特殊な状況があるからだという解釈だ。
平凡な日常の中で燃えて駆け落ちするとか心中するようなこともないわけで、
そんな退屈さを恋愛といっていいのかどうかよく分からない。

一人でも生きていけるのだから
恋愛がなければ一人で生きてゆくだけだろう。

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自己愛の挫折は抑うつを引き起こす

父親が第二の母親になって
父の機能が果たせず
社会化しないまま幼児的自己愛にくるまれて
学校時代を過ごす。
父母が自己愛の培養器であったが、それはネットと携帯に引き継がれている。
会社に入ると当然だが現実がむき出しになり、成果を要求されて、
給料分は働けなどと言われて、ガラス細工の自己愛が砕ける。
自己愛の挫折は抑うつを引き起こす。
その場合の反応は幼児的引きこもり反応となる。
他罰的で非内面的である。行動化がよく起こる。

この抑うつは昔30代になって発症していたメランコリータイプとかなり違う。
こちらは会社人間が抑うつになるもの。

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ブラッド・テスティス・バリア

BTBにはいまだにこだわっていて
何か情報がないかと思っている

女性は卵巣に最初から卵子が入っている。
それが成熟して排卵される。
遺伝的に見れば生まれたときの遺伝子セットがそのままで維持されている。

男性は新しく精子を作る。
だから適応状態が精子に影響する。
適応がよければそのままの遺伝子セットで精子ができる。
適応がよくなければ、個体は免疫系が低下して、
ウィルスの侵入を許す。
血液・睾丸・防御壁 BTB:Blood Testis Barrier が緩くなり、
血液を通して睾丸の精子製造細胞にウィルスが組み込まれ、
精子はウィルスの遺伝子を一部組み込んだ状態で製造される。

この方式であれば、
種の進化として、一斉に進化することが可能になる。
適応の悪いものから順に新しい遺伝子をトライすることになり、
まことに合理的である。

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自己愛的二者関係

たとえば
お坊ちゃんとばあやの組み合わせ、太宰治の場合。
また、義経と弁慶、ドン・キホーテとサンチョメパンサ、など。
マザコン男性と世話焼き女性。
アルコール依存症男性と共依存女性。
男性が自己愛的で女性が母性的だと一応の二者関係は成立する。
逆に強い女性とそれをサポートする男性でも成立する。

二人だけなら共有する幻想の中で愛し合えばいいので、それはそれでいい。
しかし三者関係になり、それ以上の人が関わるようになると、
幻想を共有しない人が当然現れるので、関係は壊れる。

共依存の女性の場合に典型的だけれど、
主観的には懸命に尽くしている。
しかしよく見ると男性に調子を合わせてもらっているし、
男性に配慮されたり我慢してもらったりもあるのであって、
一方的に女性が忍耐している関係でもない。
釣り合っているのである。
釣り合わないなら破綻する。

共依存という言葉が示すように
ただ単に一方が依存しているのではなく、
お互いに依存している。

男性の側はただ気持ちよく尽くされているのではなくて、
どのように尽くされればいいか、
タイミングを計りながら上手に尽くされなければならない。
ならないというとおかしいが、
こんなタイプの人に特有で、
わがまま放題を言って依存しているようでありながら、
相手の依存も引き出しているのだ。
女を泣かせているけれど、
そのように泣きたい女なのだ。

共依存を見ると周囲の人の反応としては
本人同士の好きだからいいだろうということも多い。
それくらいお似合いなのである。



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