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品川から東京タワー

今さらの東京タワーですが、
写真に撮るには分かりやすい

品川駅を港南口に降りて地上に降りると、
何も遮るものが無くて
東京タワーが見渡せる場所があります。
偶然建物がないのでよく見えるようです。
夜、その交差点で信号待ちしていると
東京タワーがくっきり見えます。



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最上階のティーラウンジ

午後の最後の時間
ディナータイムの演奏の打ち合わせ

鼻水なのか風邪なのか分かんなくて
医者に行ったら漢方薬を勧められて
小青竜湯っていうの
なんだか少しはいいみたいよ
なんて言いながら楽器をセットしている



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ホテルの石段

ここにもそこにも思い出がある。
私の過ぎてきた時間が埋められている。
感傷的なのは春のうつのせいだ。



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ホテルパシフィック東京

桜の時期の落ち葉に
心惹かれます。
新しい葉のために落ちる葉もある。



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いい夢

最近はありがたいことにいい夢を見る。
なぜなのだろう。
願望実現型の夢なのである。
いや、自分があんなにいいことを願望しているとも思わないから、
願望以上のこと、望外の望みが叶っているというべきだろう。

そのことから考えてみると、
夢の中でときどき願いがかなうなら、
それでもう何も、現実に対して望むことはないとも思うのだ。

窓から桜の樹が見えていて、もうかなり咲いている。
これもありがたいものだ。

夢といい桜といい、
自分で望んで、一歩一歩実現していったものでもなく、
ただ望外に得られたもので、
しかしそのようなものが心からありがたいものなのだと思える、
この春である。



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昔使ったモンブラン 書く行為の変化

「書くこと」についての意識もだいぶ変化があると思う。
昔は書くことは高度に知的な作業であると思われていた。
漢字を知らなくてはいけない。
最近は変換すればいいので、おしゃべりを打ち込むだけでいい。
書道の教養がなければ、達筆とはなりにくい。
最近の文字は、もう、平安時代の平かな発明と似て、
平成時代のデジタル文字である。

昔の人はモンブランの万年筆に憧れたりしたものだ。
私も昔の人なので、とりあえずモンブランの万年筆を使い続けた時期もあった。
そのあと顔料インクを使った時代があった。
次はキーボードだった。

歳を取ったという要因もあると思うが、
多分キーボードの影響もあって、
最近は文章が頭に浮かぶことは少ない。
手書きで文字を書いていた若い頃は、
文章そのものがくっきりと頭に浮かんだように思う。
いまも手書きで訓練すればそうなるだろうか。
キーボードで入力していると、
文章を音読しているように思う。

ノートとペンから、キーボードとハードディスクへ、
このような大きな変化を体験できた世代ということも、
ありがたいことだ。

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言葉のコラージュ 無料写真

写真のコラージュは作りやすいが
言葉のコラージュはやはり意味に引きずられるので難しい

http://priea.jp/
ここをつかえば無料写真ができる

自分の写真でもいいが
著作権フリーの無料写真素材やフリーフォトも検索すれば沢山出てくる
たとえば http://p-fan.net/sozai/sozai.cgi

雑誌を切り抜くよりもいい点もある
少なくとも併用すればよい

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プロ野球改革案

プロ野球改革案

各チームを分解、次の12球団とする。
それぞれの生まれ年に属する選手を支配選手とする。
監督、コーチ、マッサージスタッフ、事務職員など、すべては生まれ年で決める。

ねずみ
うし バッファローズの名前でもいい
とら これはタイガース
うさぎ
たつ ドラゴンズ
へび 野球は強そうじゃないな
うま クレイジーホースでもいいし、ペガサスなどもいい
ひつじ なんとなくだめそう
さる ジャイアンツはこの辺か
とり フェニックスでもいい ゴールデン・イーグルズもいい
いぬ ブルドッグズとか
いのしし

年俸は最低レベルにしておいて、賞金試合で稼いでもらう。
多分、大相撲みたいに、八百長になる。
その様子を暗示的解説付きで眺めるのもまた一興である。
12球団総当たりとする。
四国や北陸にも配置して、地域球団とするが、
資金は株式として、買えるのはやはり生まれ年の人だけとする。

家族でひとつのチームを応援することはできない。
学校の同級生は一体感を持って一生を生きることになる。
ただし3月4月は区切りとしない。

こんな仕組みだとおよそどんなことになるか、
どこかのゲームメーカーで一度作ってくれないだろうか。

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EU50周年パーティ

EUが50周年を迎えたというので、日曜日に、
品川パシフィックホテルで小さな小さな立食コーナーが開かれていた。
通りかかったけれど、参加していいのかどうか分からなかった。
小さなケーキなどを立食でサービスしていた。

最近のユーロ高という現実を見てみると、
先日、ユーロ立てファンドのパフォーマンスが悪いからと
リートに切り替えた不明を思ってもいるのだが、
それにしても、アジア経済圏で共通通貨を持って、
インドと中国をエンジンにして、日本も経済成長を
エンジョイできるのにと思ったりする。

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グローバリズム

グローバリズムはデフレを意味する。

グローバリゼーションの中で、
製造業を中国に取られるのは仕方がない。
仕方がないというか、中国に移すということが
グローバリゼーションということなのだ。
日本に残るのは、サービス業、しかも、一部のみ国家資格で、
それ以外は常勤職もないような、パート職。
巨大スーパーのレジ、販売、医療系パート、介護のパート。
介護の回数は増え続けていると思うが、単価は切り下げられて、
結局当直が増えたりして、燃え尽きて、
でもまたすぐに次の希望者がいるから、
すぐには職場崩壊しない。
医者の場合、職場崩壊して燃え尽きたら、
次の人はなかなかみつからない。

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真珠貝とその他の貝

真珠貝は真珠を産生する。
その他の貝はだいたいが種を維持する程度である。

真珠を一冊の本とすれば、
人間の中にも、真珠貝に相当する人がいる。
若い頃は真珠貝のような人間に憧れた。

もういまはそんなこともない。
一冊の本の価値を真珠のように信じることができない。

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人は問題意識に合わせて世界を切り取る

養老氏が唯脳論といった言葉で表現しているように、
世界がどのようにあるかということの前提として脳の問題、
または認識の問題がある。
しかしまたそうした脳が発生して、進化の中で保持されてきたということは、
脳を含めた世界がそのように存在するということだ。
さらに、そのように、脳を含めた世界全体を認識しているのが脳である。
部分と全体の入れ子型循環論を形成しているようである。

脳科学は流行なのだが、
しかしそれも流行以上のものにはならないだろう。
各論になれば世界についての科学と創造そのものになってしまう。

哲学を諸学についての学という場合もあるが、
そのような包括的で役に立つ哲学に出会ったことはないように思う。
大学にいるのは、プラトンについての注釈学者である。

つまりはどのようにしても諸学が存在するだけである。
諸学はそれぞれ自分に合わせて世界を切り取り構成する。
解決できないものは見ない。

日本語で考える力がある人は、どうしても発信力に強いものがない。
しかし外国語ができる人は日本語が壊れてしまっている場合が多い。
或いは、日本人としての交信能力が欠けている。
英語のジョークならうまいのかもしれない。

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環境問題テレビレポート

今日はTBSでフランスの環境問題レポート。
大統領選で環境問題を争点にしようという人物に取材。
さらにテレ朝でオーストラリアの砂漠化問題。
問題としては以前からあるわけで、
できれば、この問題に関しては、こういう解決があり、
そのための費用はいくら、何を我慢しなければならないか、
そのために政治ができることは何か、
そんなことを具体的にしていきたいものだ。
ダムの問題などは日本でもさんざんやった。
原発の問題。外来種生物の問題。温暖化、砂漠化、熱帯化。
どれも、われわれの世代はまあ何とか「怖い」という程度ですむかもしれない。
われわれの孫世代は「解決」しなければならないだろう。

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官僚vs市場主義vs日本的道

官僚、中央集権、国家統制計画経済、こうした、明治時代からの、
追いつき追い越せ型の社会が行き詰まり、
実際に社会主義国は崩壊し、
アメリカの自由主義、市場主義がくっきりと台頭してくると、
やはり官僚の役割は変わらざるを得ないもので、
大幅に自由競争と市場原理にゆだねたいわけだが、
ライブドア事件とか元官僚主宰のファンド事件とか、
移行期にはいろいろと起こる。

でも、中央集権的官僚制は限界だと見極めて、
新しい社会への軟着陸を考えるわけだが、
そこで日本の歴史的条件とか特殊条件とか勘案して、
ぎりぎりのよい通路を見つけないといけないわけだ。

そんな中で、古い官僚と、古いと知事と、どちらが社会の害になっているのか、
考えるととても空しい。
中央集権的官僚はどうもいけないとなったところで、
問題発言と問題行動が多すぎる都知事が存在して、
やっぱりこんなタイプの人が増えてしまっても困るなあと思う。

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北陸大地震で鳥が飛ぶ

北陸の大地震の映像はいたましいものでした。

テレビを眺めていたら、揺れている時のビデオが流れた。
本当は、ずっと向こうの建物などを狙っていたらしいのだが、
その手前で鳥が乱れて飛んでいる。
空中を、不気味とも、無目的とも、パニックとも、解釈できる感じで、
鳥たちがざわざわと不規則に飛んでいる様子が映っていた。

地中の動物なら、或いは、水にすむ生き物なら、
地震を感じとってということもあるだろうが、
鳥たちにとっては、どうなのだろう。
木の枝に停まっていて、
風が吹いたり、枝の他の部分を猫が揺らしたりなと、
そのような物理的な揺れとは違うことを感知しているように思える。
だって、いったん飛んでしまえば、地震は関係ないはずだ。

地震と鳥の間に、
何が起こっているのだろう。

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夢はコラージュ

夢は意味の連関が少しゆるくて、
コラージュに似ている。

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朝啼く鳥 夢 忘却原理

朝7時半、マンションの窓を伝わり
クックー、クックー、と繰り返し音が聞こえる。
鳥の鳴き声らしいが、一体なんだろう。

夢。よくできた夢だなあと感心しつつ。そのあと急速に忘れる。
忘れる仕組みもよくできている。
多分、夢を忘れる仕組みは、現実を忘れる仕組みにも応用されているはずだ。
人間は忘れたいことを選択して忘れる、多分。
そうならば、忘れたいことを忘れさせてくれない人、思い出させる人は、忌避するようになるだろう。

夢をこんなにもすっきりと忘れられるなら、
その原理を応用して、現実もすっきり忘れられそうだ。
一体どんな原理で忘れているのだろう。
不思議なものだ。

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プロ野球についての単純非現実的な提案 たとえば十二支リーグ

プロ野球についていろいろといわれている。単純非現実的提案をしたい。

全球団をいったん分解して、十二支に従って再編する。
生まれた年の十二支でチームを決めて、
チーム名もそれにちなんだものにする。
動物だからちょうどいいい。
たとえばドラゴンズはそのまま使える。
辰年生まれの選手はドラゴンズに入る。

すると、12年に一回、新人が大量に入団する。
高卒でも、大卒でも、社会人でも、
生まれた年のチームにはいる。
練習をしてだんだん強くなり、
年をとって衰える頃、
新人が大量に入団する。
トレードはないから、一体感が強くなる。

たとえば、18歳、30歳、42歳が同じチームでプレーする。
別のチームは、19、31、43である。このあたりは結構強いかもしれない。
24歳、36歳、このあたりのチームも強いかもしれない。

ファンは自分の干支のチームを応援するようになる。
応援歌も干支にちなみ、また、
生まれた年に流行した歌を使うことができる。

このような制度にすれば、ドラフトがいらない。
生まれた年が分かれば自分がどのチームに属するのかが分かる。
簡単明瞭である。

サラリーマンはあなたの干支は何かと聞き合って、
しばらく盛り上がることができる。
世代としての連帯感が醸成される。

12年周期で、どのチームにも優勝のチャンスが生まれる。

以上、プロ野球干支リーグの提案である。

*****
もう一つ提案があるが、ゴルフの時のようにハンデを考える。
たとえば防御率1.0の投手から2点取った時と、
防御率4.0の投手から4点取った時を、同等と考える。
またたとえば、チーム打点一試合3.0のチームと5.0のチームを
3点と5点に抑えた時では、同等ということになる。
このように、投手防御率とチーム得点率を考慮して
わり算して考えるのも方法かと思う。

もう一つは、最近の巨人のチーム編成を見て思うのだが、
巨人が勝つかどうかよりも、個人成績としてどの程度かということが
興味の中心になってしまっている。
チームとは、偶然にこの時期に居合わせたと言うだけのもののようだ。
むしろそれはそれでいいと思う。仕方ないから。

そこで、たとえば「巨人の三番」(どのチームのどのポジションも同じ)
という場所に、
プロ野球野手が完全に平等にあたるようにする。
テレビへの登場率も平等である。
限りなく個人戦に近い形を考える。

違うな。野球はそんなものじゃない。
不平等で巨人のわがままが目立つけれど、
それもまた社会の縮図であるということで、
ひとつの教訓でありパロディだからいいのだ。

めちゃくちゃでも平気でやっているのが、
サラリーマンの酒の肴になるし、
スポーツ新聞のネタになるのだ。



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大相撲優勝決定戦 甲子園20奪三振

相撲、ニュースで見たんですが、朝青龍と白鵬の優勝決定戦、
と思ったら、立ち合いの一瞬ののちに、朝青龍が手をついて、それでおしまい。
これでいいはずはないね。

同じニュースで、甲子園で20奪三振の快挙、21奪三振が最高記録で、
20奪三振は江川以来だという。
全部で27アウトだから、まあ恐ろしいくらいのものだ。
とろこで21奪三振は誰なのだろう。

(選抜大会の1試合奪三振記録)
奪三振 選 手 名 (校  名) 相  手
21 戸田 善紀 (PL学園) ’63 首  里
20 江川  卓 (作新学院) ’73 今治西
19 岸本 正治 (第一神港商) ’30 一宮中
19 江川  卓 (作新学院) ’73 北  陽



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伊藤園「充実野菜」

伊藤園「充実野菜」とカゴメ「野菜生活」を比較すると
やはり伊藤園の勝ちと思うので
以前買いだめした
そのことをすっかり忘れていたのだが出てきた
いく飲んでいる
しかしどうして腐らないのだろう
それが不思議である

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西武 潮崎 シンカー 大リーグ騒ぎすぎ

どういう脈絡か自分でも分からないのだが
多分プロ野球の開幕の影響か
日本シリーズの西武対巨人で
潮崎のシンカーにきりきりまいして
完敗したことを思い出した

新聞投書で
日本人大リーガーの動向が大きく報道されすぎだとの意見
もっともである
完封したというのならともかく
今日はこんな練習をしましたとNHKが伝えている
BS契約の目玉という気分なのだろうか
まさかそんなこともないだろう
誰が喜んでいるのか不明

考えてみればアメリカは植民地に野球と民主主義を広める
そしてみんなが幸せになる
はずだった
しかし日本人選手はアメリカ本土に引き抜かれる
日本人は金を払ってテレビで接するだけになる

アメリカがもたらす民主主義と平和というお題目は
植民地になるということで
グローバリズムというけれど
物質的に豊かな生活の方がいいに決まっているじゃないかということだ

グローバリズムがもたらすものはこれだ
松井がアメリカで暮らすようになったこと
日本人は遠くの興奮を薄く喜んでいるだけで
松井はアメリカの観光資源になっているのだ

まあいいか 明日から仕事ね はい

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新潮美術文庫16「ゴヤ」

新潮美術文庫16「ゴヤ」というのが図書館にありまして、
昭和49年発行、平成6年8刷とのこと。
せっかく堀田善衞ゴヤを読んだので、カラー図版で見たいと思い、
ぱらぱらめくった。

ひどい。

作品6。
1794~5年の作、魔女の集会。
解説の一部に、集う者たちは快活、楽しげな感じ、装飾性なんて書いてある。
著者は上智大学教授という人。
まさか。
だって、不快で、陰鬱で、堀田は、どうしてこんなものを壁画に描いたのか、
気が知れないとまで言っているのに。

全体に作品の選び方が不出来。まあ、美術館とか所有者との交渉もあるんでしょうか。

そんなものかなあと思いつつ、巻末の年表を見る。

1802年アルバ公夫人死去、40歳。
記事には、「毒殺説がひそかにつぶやかれた」とある。
教授、これはあんまりです。
学生に作らせたのなら、一回くらいは読んでください。
出版社に作ってもらったのなら、一回くらいは読んでください。
「ひそかにささやかれた」と普通に言えばいいのだと思います。

というような次第で、墓場のゴヤも的はずれな賞賛に困っているだろう。

結局、人類の文化に深く付き合う気持ちも失せる。

新潮社さんは、何も感じないんでしょうか。

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目的もない散歩



















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ブティックにて



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パン屋 金麦









おいしいけど、全体に少し高額。
私としては、まあまあの味で、安い方がいい。

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お散歩写真集

有栖川公園
やはり桜はまだまだ


選挙が始まったけど、
掲示板はこんな程度。


広尾明治屋の脇のお花屋さん。


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コラージュについての点描

コラージュについて少しネガティブなことを考えると、
各個のイメージが目についたというところまではいいとして、
それらがどんな関係になっているのかについては、
考えることを放棄しているのではないかとの疑いがある。

意味のまとまりがある文章や絵であれば、
何にせよ、作者の考えていたらしいことをつかむのは難しくない。
作者の意図していた以上のことを深く読みとるとすれば、
それはコラージュの読みとりと同じ次元の話になる。

コラージュは親切な作品ではない。
深い読みとりを要求する。
そうしたことを前提とすれば、
作者は意味のまとまりについて責任を放棄してもいいわけだ。
その点では夢の世界と似ている。

そういえば、
それも悪くない。

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芸術の道

小林秀雄によれば、こうである。

 自分が持って生まれた天分は、
偶然の産物であって、
普遍ではない。

 いかに自分の個性、すなわち癖を克服し、
普遍に至るかということが、
芸術家としての本質である。

 普遍に至る道とは、自分の個性との
壮絶なる闘いであり、
癖を突き抜けて普遍に至ることを目指している。

こんなことを茂木健一郎がどこかで紹介していた。
なるほど。



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ドラマ「ハゲタカ」20070324

ドラマ「ハゲタカ」の最終回。
みんな急速に「正気」を取り戻し、
安心の幕切れとなる。

こうなるのなら、わたしは現実に生きるよりも、
フィクションの世界で生きたい。

32億円の(36?)お金をもらう代わりに、
10年間はファンド関係の仕事はしないでくれという条件だったら
(そんな条件だったように聞こえたのだが)、
わたしなら、とりあえず現金を確保して、ファンド以外の仕事を考えてみるだろう。
だって私にはいろいろとしたいこともできることもあるのだからと自然に思う。

鷲津さんはそうしないで、自分のファンドを発足させて、
みんなが幸せになるように奔走した。
なんて偉い人なのだろう。
そうできるなら最初からやればよかったのに。

鷲津さんは、周囲に指示を出す時に、
まるでシェイクスピアの主人公のように、
「EBOだ」などと、口走る。
ライブドア事件や村上ファンド事件、
日興事件などを理解する基礎知識のためのドラマと考えれば、
それでもいいのだろうか。

カメラワーク。
逆光で背景をホワイトアウトにしてしまうのも、
あまり続けて使うとおかしなものではないか。
そんな意地悪なことを思ったりもする。
十二分にキレイで、ハイビジョン風画面が出来上がっていたと思う。

かくして、テレビの中の会社転覆劇は、いいところにおさまった。
現実に転覆した私の会社は、どうにもならず、転覆したまま、残骸のまま、
いまわたしは税金の書類をまた探し回ったりしているのだ。
3月15日で決着がついたと思ったものの、
経理から回ってきた確定申告書は抜けがあり、
会社も終わりになると、こんなにも脱力した仕事しかできないものかと、
再度あきれている次第なのだ。

まあ、それもよい、ブログのネタができたと思えばそれでよい。
誰も悪い人もいないなあと最近では思える。
みんなそれぞれの立場で懸命なのだ。
私から見れば、ずるくて卑怯で生きるに値しないなどと、きつい言葉があたるような人も、
その人なりに、生きるための戦略だったのだろうし、
なにも責めるにもあたらない。
そんな卑怯なことをされるように、事態を放置していた私にも、
甘さがあるのだ。

たとえば、生活が苦しい人の前に現金を放り出しておけば、
手を出してしまい、あとで何か理屈を言って、反抗する、
あげくは逆恨みもする、
それが人間というものだ。

会社という存在、法人という存在について、無自覚で、
個人の人格の延長のように自然に考えていたら間違いなんですよと、
かなり高額の授業料ではあったものの、
勉強させてもらったというわけだ。
それでいい。

そしてそのような状況で、新しい出会いもあり、
自分としても、世の中の別の面も知り、
自分の別の面も知り、
いやそれは自然な加齢によるものかもしれず、
いずれにしても、今年の桜が咲き始めようとする時に、
降る雨を天気予報で知らされて待っている次第である。

今日はプロ野球パリーグの開幕日だった。
日ハム、ダルビッシュ投手が好投したものの、
ロッテに移籍したズレータに手痛い同点ホームランを打たれ、
雨が烈しくなってコールドゲーム、引き分けに終わったのだった。
新聞の選手一覧で見ると、ダルビッシュ投手は身長が195センチくらいあり、
とても長身なのだと知った。

こんなあたりも、私の春の一日のコラージュである。



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