眠れないのはつらいな
自己決定の原則
そのあたりは人生の選択と治療と別の問題であると切り離してもいいようでもあり、
たまにしますか?
大企業は手厚い
広告屋の苦しみ
売上トップ10
1 ブロプレス(高血圧治療剤) 148,713 -1.1
2 デイオバン(高血圧治療剤) 134,163 5.1
3 ノルバスク(高血圧治療剤) 124,664 -7.6
4 リピト-ル(高脂血症治療剤) 107,021 -2.3
5 アリセプト(認知症治療剤) 91,257 26.3
6 モ-ラス(外用消炎鎮痛剤) 83,257 7.6
7 タケプロン (消化性潰瘍治療剤) 74,315 9.7
8 リユ-プリン(LH-RH製剤) 72,208 -0.4
9 ミカルデイス(高血圧治療剤) 71,571 6.2
10 アムロジン(高血圧治療剤) 68,645 -4.8
自己愛について 理解との違い
心がずれる
休日 ひとり暮らしは 雑用たくさんあり
笑顔が幸せを運んでくる
松竹梅
茶の花
内閣不信任案におけるダブルバインド
栄養補給の原則
梅雨の時期の不具合
香港映画 アンナ・マデリーナ 君を愛している 知っていたわ
アンナ・マグダレーナの音楽帳があり、
その中の一曲を映画の中で使っている
そこで映画名が「アンナ・マデリーナ」となった。
アンナ・マグダレーナはドイツ語的な読み方なのだろう。
また、中で使っていた音楽を
つい最近聞いたばかりで思い出せなかった
ヘンデルの声楽曲か何かだろうか
ケリー・チャンと金城の共演。
ピアノ調律師が出てきて音楽がいくつか。
探し求めた女に「君を愛しているよ」と語りかける
女は「知っていたわ」と応じる
冗長な反復
95歳のお医者さん。
うちの祖父は、尾道で、内科小児科を開業してました。
95歳。祖母は二つ違いだから、93歳。
耳が遠いだけで、元気なんです。
今でも、現役で、何人かだけ、知り合いのお年寄りだけを診察しています。
血圧を測る程度ですが。
昔からの洋館で、自宅とつながっていました。
長生きの秘訣は何でしょうかね。
軍医さんで、満州とかで仕事をしていたみたいです。
規則正しい生活でした。
魚がとってもおいしいんです。
昼には煮魚が多くて、
夜は、刺身を食べながら、晩酌をして、そのあと家族と一緒になって、夕食をとります。
年の割にはたくさん食べる方ですね。
医院の庭に少しだけ畑もあって、
茄子、キュウリ、トマト、ジャガイモなどは、作っていました。
祖母は受付もやってましたし、地域のボランティアみたいなこともしていて、
いまでもとにかく気持ちが若いです。
好奇心があるというか、
昔話よりも、最近の話題の方が多いです。
祖母は料理を作る人生みたいなもので、
大家族でしたから、全部手作りで、たくさん作っていました。
健康は、多分そんなところからじゃないでしょうか、
新鮮なものを自分で料理して、
大人数で食べる、そんな毎日でした。
あまりくよくよしない人で、
とにかく気持ちが外に向いていました。
子供とか若い人のお世話をするのが好きで、
小児科をやっていたという事情もあって、
忙しい生活でした。
夫婦二人とも90を超えて、
もうすぐ結婚75年だということで、
お祝いなんです。
夜中にどこかのお母さんが子供を連れてくると、
起きて診察していました。
体は頑丈ですね。昔の人は強いです。
手術をしたこともあったりしましたが、乗り越えました。
最近はちょっとむせるんです。
それで、昔ほどは食べられないようです。
*****
というわけで、
長生き秘訣の一部は、新鮮な魚を刺身と煮魚で食べるということらしい。
近くのスーパーで買っても、安くておいしいとのことだった。
空気と、水と、新鮮な魚。
尾道はいいかも。
そして規則正しい仕事、
人との付き合い。
自分史を書いて、出版しているらしい。
今でも何か書いている。
耳が遠いので、
二人とも、補聴器を使用。
引っ越し
塩素の匂い
悟りとは 平気で 生きることだ
最初は過剰に期待
いやあ、自分でも、分かってはいるつもりで
でも、やっぱり、同じことを繰り返しますね
同じ頭で考えているから
同じことをしてしまうんだね
だいたい最初は過剰に期待するじゃないですか
今度こそ理想の、期待通りの、と思うわけじゃないですか
そしてそれが次第に冷めていくだけのことで
いつもいつも同じ
いい加減分かれよと
人には言われても
・・・・もちろん、わたしだって、人には言うんですよ、
いい加減分かってもいい年だろうと
科学の世界の住人
馬を洗わば馬のたましひ冴ゆるまで人恋はば人あやむるこころ
塚本邦雄
かの有名な塚本先生だ
力み返っているね
縄文人みたいにもりもりしているね
馬を洗うなら魂が冴えるくらい
人を恋するなら人を殺してしまう心
最後のところの意味が不安定で
多分字数が足りなかったんだろう
なにもそんなに力まなくても、ねえ
人を好きになるって
ちょっとした素敵なエピソードでもいいじゃない
なんですぐに命がけなのかしらね
野蛮だ
馬を洗う時に
魂までって
それは考えすぎだわ
夢を見すぎる少年か
この世の最後の恋にかけている老人か
どちらにしても
壁のしみが天使に見えているわけで
それは壁のしみなんだよと誰か言ったら怒られるかな
*****
いずれにしても
こんな人が相手だと
困るだろう
古典詩歌入門 多義的別解釈と心理療法
古典詩歌入門 鈴木 健一 岩波
日本の古典詩歌を詩歌たらしめているものとはなんだろうか.それは〈ことば〉の多義性だと思う.同音異義語が多い日本語によって構成される,短詩型文芸の圧縮された詩型は,多義性の宝庫といっても過言ではない.これを前提にしないと詩的真実は見えてこないだろう.
本書では,このような視点を具体例に即しつつ繰り返し述べていくことになる.それこそが『古典詩歌入門』という書名にかなう内容だと思うからである.
(略)
高校までの古典教育では,「解釈」が教師や模擬試験の解説において所与のものとしてそこにあった.いわば,自分の外側にある「解釈」を理解し,試験で解答できるように準備しておくことが求められていたのだ.それは,勉強の第一段階として正しいあり方だと思う.しかし,大学生になったなら,あるいは大学院生や社会人であるなら,今度は「解釈」を創造する側にまわることが可能となるし,そのような冒険を冒すべきなのである.この場合,「解釈」は自己の内側に存在している.そこでは,いくつかの選択肢が示されていて,何を選ぶかによって自分自身の真価が問われているとも言えるだろう.その時に必要なのは,それぞれの選択肢を吟味する技術である.この技術は,訓練によってある程度身に付けることができる.そして,技術を駆使し尽した後に,自己の感性としか言いようのない何かもそこに立ち現れてきて,ようやく技術と感性を止揚した次元にたどり着くことができるのである.その時はじめて詩的真実とでも言うべき何者かにも触れることができるだろう.
(「はじめに」より)
はじめに
序 日本の古典詩歌
I 重なり合う〈ことば〉――技法としての多義性
第一章 〈自然〉と〈人間〉――共時的多義性
第一節 掛詞
第二節 序詞――装飾する機能
第三節 〈自然〉と〈人間〉の親和性
第四節 見立て――比較する効用
第二章 〈伝統〉と〈現在〉――通時的多義性
第一節 本歌取り
第二節 パロディー
第三節 〈伝統〉と〈現在〉の親和性
第四節 和と漢――中国という規範
I のまとめ――芭蕉「草臥て」の句
II 揺れ動く〈ことば〉――解釈における多義性
第一章 作中人物の行為――誰の行為なのかを分析する
第一節 「奥山に」の歌
第二節 蕪村「負まじき」の句
第二章 作者と作品――作者のイメージを吟味する
第一節 芭蕉「病雁の」の句
第二節 良寛「たらちねの」の歌
第三章 一語の重み――ことばへの想像力を鍛える
第一節 右近「忘らるる」の歌
第二節 和泉式部「うちふせば」の歌
第三節 「夕ぐれは」の歌
第四章 情景描写――描かれた風景を想像する
第一節 芭蕉「閑かさや」の句
第二節 芭蕉「暑き日を」の句
第三節 蕪村「不二ひとつ」の句
IIのまとめ――芭蕉「田一枚」の句・「植ゑて立ち去る」のは誰か
おわりに
参考文献
あとがき
人名・書名索引
*****
「解釈」を創造する
「解釈」は自己の内側に存在している
多義的解釈、別解釈を吟味する。
これはまさに、現在と過去に囚われている人間が、
解放された未来を手に入れるための方法を提示していて、
実に心理療法的である。
別の解釈はできませんか?と
文藝の次元でトレーニングしてみる。
それは人生に役立つだろう。
親の言葉や態度を別の視点で解釈できないだろうか
人生のつらい思い出も、別の解釈ができないだろうか。